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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:誤れるアベノミクスは、2年で、政策破産する

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで>   ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.635 <635号:誤れるアベノミクスは、2年で、政策破産する> 2013年1月31日:向こう2年間の日本経済 ePUB版:http://foomii.com/00023-14313.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。(1)量的緩和、(2)財政赤字の拡張、(3)民間投資の喚起という安倍政権による「成長の本の矢」は、一般物価(CPI)の2%上昇という目標をもつものです。 政府の認識では、物価が下がっているため、長期金利が0.7%と低くても、実質金利(名目金利+期待物価下落率)が高い。これが民間の投資と需要を増やさず、経済を低迷させている根底の原因とします。このため、物価目標を2%としました。実質金利を下げるためです。 物価が上昇期待に転じれば、負担する実質金利の期待値が低くなって、減ってきた民間投資が増えるというものです。(注)民間設備投資は07年が76兆円でした。2012年は62兆円であり、14兆円(GDPの約3%)減っています。 http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2012/qe123_2/pdf/jikei_1.pdf 経済成長を図る政策には、当然に、大賛成です。 しかし、デフレの原因についての、政府認識には、誤りがあります。原因の認識に誤りがあると、対策も効果を生まない。本稿では、これを検討し、策を検討するものです。 日本の物価下落の原因への政府認識、つまり「デフレは貨幣現象である(元の説は、マネタリストのフリードマン)」は、政府顧問になっているエコノミストによって、提唱されたものです。貨幣量が、経済取引に対し十分な量でないから、物価が下がるデフレになるというものです。 (注)経済に弱い安倍総裁が、ファクシミリで送られてきた浜田宏一氏の提案を、わが意を得たりと採用し、アベノミクスとして、マネーの量的緩和を推進するというものです。安倍首相は、前回の首相時代の反省から、今度は「ロケット・スタート」をとるとしていました。これが、11月からの円安を誘導し、株価を上げることでした。 原因への認識に誤りがあると、誤診のままに治療計画を立てる医師と同じように、対策も誤ってしまいます。 このまま行けば、円安で、輸入の原材料と製品の物価が上がるだけです。減ってきた世帯所得の増加はない。
… … …(記事全文11,474文字)
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