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FIRE達成おやじの舞台裏:ブログでは語りきれない投資の葛藤と生原稿

モンチ(FIRE系ブロガー × 個人投資家)

モンチ

【創刊準備号】円安はいつ終わる?FIRE達成者が語る「暴落と円高」のリアル
無料記事

はじめまして。モンチです。

まずは、この創刊準備号を開いてくださり、本当にありがとうございます。ブログ記事の最後で「続きはメルマガで」と予告しておきながら、実際にこうしてあなたに向けて手紙を書いている今、柄にもなく少し緊張しています。

先日のブログでは、実質実効為替レートのデータを引っ張り出しながら、「円安=悪」という単純な図式に対する違和感を書きました。あの記事は思った以上にアクセス数があり、正直驚いています。

※参考記事:
「円安は本当に「悪」なのか?FIRE達成者の資産防衛術」

連日の円安報道。証券口座を見るとオルカンなどの評価額が上がっていて嬉しい反面、「この円安、いつかハシゴを外されるのでは?」と不安に思っていませんか?

本日のテーマはズバリ、「ドル円は是正(円高に反転)されるのか?」です。

為替が動く仕組みと過去の歴史を知ることで、ただ円安を喜ぶのではなく、投資家が本当に警戒すべき「急激な円高リスク」への備え方がわかります。

手元の資産が増えているからといって、ただ無邪気に円安を喜ぶ。結論から言うと、それは少し危険な考え方です。

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ちなみに今回は、メルマガならではの2本立てでお届けします。

・前半は、ブログでは書ききれなかった「もう半分の真実」として、過去に円高が牙を剥いた瞬間に実際に何が起きていたのかを生々しくお伝えします。

・後半では、今月私が実際に購入した投資資産について公開します。

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■ そもそも「ドル円」は何で動いているのか?

円高リスクに備える前に、まずは現在の為替について少しだけお話しさせてください。ドル円は単なるニュースの雰囲気で動いているわけではなく、「実需」「投資」「国・金融機関」の巨大なパワーバランスで動いています。

  • 実需  輸入企業によるドル買いや、私たちが使う海外ITサービス(デジタル赤字)の支払いなど、生活やビジネスに直結する動きです。
  • 投資、投機  金利の高いドルを買うキャリートレードや、ヘッジファンドの動きなどです。
  • 国、機関  日銀やFRBの金利政策、財務省の為替介入などです。

たとえば、「皆さんが新NISAで毎月オルカンやS&P500を買うこと」も、日本円を売ってドルを買うわけですから、実は立派な円安要因の一つですね。

■ いま、現在のドル円はどういう状況か?

かつてのドル円は「日米の金利差」だけで動く相場と言われていました。しかし現在は、金利差が縮小傾向にあっても「構造的な円売り」が定着し、下支えされている状況です。

ただ最近は、「海外のIT企業が提供するデジタルサービスを使うことで発生する、日本から海外への巨額のお金の流出(赤字)」や、先ほどお話しした個人投資家の海外積立投資など、金利に関係なく「常に円が売られる」実需がベースに存在しています。

投機的な動きと構造的な実需が激しくせめぎ合っているのがリアルな現状です。市場全体が「そう簡単には円高に戻らないだろう」という心理に傾いているのも無理はありません。

■ 暴落と円高の歴史:為替は「階段」を上り、「窓」から落ちる

しかし、行き過ぎた為替はいずれ必ず是正されます。

まず知っておいてほしいのは、「是正されるときは、何らかのショック(危機)とセットで一気に来る」という恐ろしい事実です。階段を上るようにじわじわ進んだ円安が、窓から飛び降りるように暴力的なスピードで円高へと反転するのです。

以下は、ここ50年ぐらいで大きく円高に振れた例です。

  • プラザ合意(1985年): 240円台から、わずか2年半で120円台の半値へ暴落
  • バブル崩壊後(1990〜1995年): 160円台から史上最高値の79円75銭まで急伸
  • LTCM破綻(1998年): 147円台から、わずか数日で15円近く急騰し111円台へ
  • リーマン・ショック(2008年): 124円台から、2011年10月に向け75円という超円高へ

  • リーマン・ショックのとき、私はまだ本格的に資産形成を始めたばかりの頃でした。それでも、保有していた外貨建て資産の評価額が、「世界的な株安」と「急激な円高」のダブルパンチで、連日のように損失額を拡大させていくのをリアルタイムで眺めていた記憶があります。

あのとき何より怖かったのは、下落の事実そのものよりも、「これが一体どこまで続くのか、誰にも分からない」という底なしの恐怖感でした。そして、ダウ平均8,200ドル、ドル円93円という絶好の買い時であったにもかかわらず、恐怖で買えなかった記憶があります。

(現在はダウ平均51,000ドル超え、ドル円160円超えですよ。本当にびっくりです!)

あの経験から痛感したのは、投資において本当に恐ろしいのは暴落そのものではなく、「暴落の真っ最中に、資産を切り売りせざるを得ない状況に追い込まれること」だという事実です。

もし暴落時、手元に現金がなく、生活費のために底値で資産を切り売りすることになったら…FIRE生活は一発で破綻します。

FIRE後の私が、無リスク資産である現金や個人向け国債を数年分しっかり確保する「3つのバケツ戦略」や、償還時期をずらしながら債券を保有する「債券ラダー戦略」にこだわっているのは、まさにこうした手痛い経験があるからです。

正直に申し上げると、「では、いつ円高に反転するのか」「どこまでの下落幅に備えればいいのか」という具体的な答えを、私も持っているわけではありません。未来を正確に予測することは誰にも不可能です。

ただ、過去の教訓から確実に言えることが一つだけあります。

それは、「階段を上るように進む円安」に浮かれている今のうちに、「窓から飛び降りるように来る円高」への備えを、静かに、そして着実に進めておくべきだということです。

■ (後半)今月私が購入した投資資産について

ここ最近で購入したものを、こっそりとこのメルマガに書きます。

1) プレミアグループ株式会社第2回無担保社債(愛称:カープレミア債)

7/21に300万円投資しました。
A-格付けで3年満期という債券で、なんと「年2.536%」という好条件!
人気があって、発売開始後すぐに完売になりました。

ちなみにX(旧Twitter)ではつぶやきましたが、ブログ記事では紹介できなかった銘柄です。

2)NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信 (1306)

7/21に約50万円投資しました。(1220株 × 411.9円)

3)SBI・全世界株式インデックス・ファンド

7/21に20万円投資しました。
ちなみに、このファンドはオルカンとは違い、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」という指数に連動したファンドです。
オルカンが大型・中型株を投資対象とするのに対して、こちらは大型・中型・小型株まで幅広く投資するのが特徴です。オルカンが世界の株式市場の約85%をカバーしているのに対し、こちらは約98%の株式市場をカバーできるという強みがあります。

上記「2」と「3」については、ポートフォリオのリバランスの一環での投資です。

これまで株高を受けて金やリートなどへ資金を振り分けていたのですが、直近の株安によって株式の保有比率が下がったため、買い増しを行いました。

(了)

PS
あなたが今、円安や円高に関して一番不安に思っていること、気になっていることは何でしょうか?いただいたお悩みやご質問は、今後のメルマガのQ&Aコーナーで取り上げさせていただきます。

正式創刊は8月3日を予定しています。

それまでの間、少しずつ「ブログでは書けない本音」をお届けしていきますので、よろしければこのまま受信箱でお待ちください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。モンチ

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