… … …(記事全文4,897文字)Foomi 20250423 戦時物資調達とトイレットペーパー補充 先日、米軍のユニット構造やベーシックロード(BL)の意義を解説する動画を公開しました。
https://www.youtube.com/watch?v=sRGkoyqJ0kk&t=965s
「アメリカ軍のユニット構造」や「ベイシックロード(BL)」の意義を知れば自衛隊が変わる!
かつて太平洋戦争においても、米軍の初動は緩慢に見えました。しかし彼らは着実に軍事物資の輸送ルートを確保し、広大な太平洋上に戦争継続を可能にするインフラを築き上げていたため、「動きが遅い」とも言えたのです。一方で、一気呵成に攻勢をかけようと無理を重ねた日本軍は、物資輸送に苦しみ続けました。
どれほど訓練を積んだ軍隊でも、武器・弾薬・燃料・食糧・水・医薬品、そして疲労した兵士を交代させる要員が十分に補充されなければ、戦い続けることはできません。現に大戦末期、戦略物資を滞りなく送り続けた側が勝利を収めています。
動画の詳しい内容はまた別の機会にご紹介しますが、輸送を支える要素は大きく分けて次の4つです。
〇調達と備蓄
〇輸送路の維持・確保
〇輸送路が攻撃された際の即時修理・奪還能力
〇ユニット単位で行われる人員および消耗品(被服・武器・弾薬など)の補充
ユニットごとに補給セットが同数で整えられ、入れ替えが行われるため、チームの戦闘力は常に一定に保たれ、備品管理も効率化されます。