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鳥越俊太郎の今あなたに伝えたいこと

鳥越俊太郎(ニュースの職人)

鳥越俊太郎

この2月3日よりウェブマガジンを執筆させて頂きます鳥越俊太郎です。
私は今年2020年3月で80歳の大台を超えます。
つまり80年生きて日本と世界の動きを見て来ました。

特に私の職業が新聞記者(社会部、週刊誌、外信部)とテレビのキャスターという常に取材をして真実を追い求める仕事をして来たわけで、ただぼんやりと80年生きて来たのではなく、常に時代の動きの襞の部分を本能として嗅ぎ取って来た訳です。  

そうした時代を見据えて来たものの眼でこれから日本と世界の動きに捉えて行きたいと思います。日々日本の社会と世界の動きに私ならではの眼を光らせて皆さんに
「ああ、日本は今こういう風になっているんだ」
と納得して頂けるメッセージを発信して行ければいいなと思っています。

私は皆さんが経験していない昭和20年代の貧困の中で育ちました。昭和21年に小学校に入学、民主主義と男女平等を日々の学校生活の中で学びました。そう言う昭和20年代を見て来た者には今の日本は驚愕の社会です。それはプラスの意味でもマイナスの意味でもなんですが。

どうぞ80年間時代を見続けて来た者の言葉をこれから毎週お届けするウェブマガジンでお楽しみ下さい。

2020年1月28日 鳥越 俊太郎

タイトル
鳥越俊太郎の今あなたに伝えたいこと
価格
550円/月(税込)
発行
毎週月曜日
課金開始月
購読した月から ※2020年3月1日からの購読予約も可能です。
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鳥越俊太郎の今あなたに伝えたいこと
https://foomii.com/00190

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最近のニュースで皆さんが何となく「おかしいなあ」と感じている事がいくつかありますよね。
「桜を観る会」の話もそうだけど、もう一つ1億5千万円の話はどでしょうか?

当事者、この場合は河井案里参院議員ですけど、これについては何にも言わない、そしてカネを送った側、つまり自民党の代表、安倍晋三さんも何も言わない。
結局モヤモヤ感だけが残っているんですね。
テレビも情報番組がこの話題を取り上げてはいました。
しかし、話題の中心はこの金額が他の議員の場合は1500万円に比べ10倍だ!ということに終始し、じゃあなぜそんな金額になったのか?という肝心の疑問点にはなかなか焦点が当てられない。
そんなテレビの報道振りを見てイライラした人も多いんではないか?
私も同じように少し苛つきましたね。
この広島の参院選の構図を少しひもといておきましょう!

昨年7月の参院選。広島選挙区(改選数2)には革新系無所属の森本真治氏と自民党の溝手顕正氏、同じく自民党の河井案里氏の3人が二つの議席を争った。
革新系は共産党が公認候補を出したが、ほぼ一本化で森本氏が圧勝。
問題は自民党公認の二人のうちどちらが当選するかがこの選挙の焦点になったんです。
広島選挙区は「ポスト安倍」を睨む自民党政調会長、岸田文雄(衆院広島1区)が率いる岸田派(自民党宏池会)の牙城と言われています。溝手氏は広島県内に6人の国会議員を持つ岸田派の最高顧問で、平成25年の前回参院選では2番手の候補に倍以上の差をつけて圧勝した揺るぎなき候補です。
夫が衆院議員の河井克行氏というポイントはある者の、女性の新人候補がその溝手氏を退けて勝利するとは誰しも考えなかったはずだ。
しかし、ここで予想も出来なかったことが起きる。
自民党の広島県連は勿論溝手氏支援だ。
しかし、自民党本部は新人の河井案里氏の支援を明らかにした。
後に明らかになった所では安倍総理の地元の秘書が選挙の応援に入っている。
勿論選挙本番では安倍総理や菅官房長官ら自民党の大物が案里氏応援に入っている。
で、問題はこういう人的な支援だけではなく自民党本部から何と1億5千万円という巨額のカネが案里氏に投じられた事だ。溝手氏にはほかの候補同様に千五百万円だけだった。
その差10倍!!
溝手氏は何度も言うが、「ポスト安倍」と誰もが認める自民党岸田文雄氏が率いる岸田派の重鎮。
最高顧問だ。
安倍総理はそうした岸田派の状況を知っていながら公然と岸田氏の鼻をへし折るような事をやってのけた。
選挙結果は安倍総理の意向を見事に反映した結果になりました。

河井案里  295,871票
溝手顕正  270,183票

2万5千票の差で河井氏が逃げ切りました。
やはりカネの差は大きかったんですね。
広島県はこれまで説明したように岸田はの牙城だったんです。
それをひっくり返した河井氏。
カネと党本部の力の入れ方。
それが誰も予想出来なかった結果を招来せしめたんです。
驚き!!!

ここで当然ながら安倍総理はなぜそこまでして流れを変えたかったんでしょうか?
こういう疑問が湧いて当然ですよね。
私もテレビの番組を見ながら思いました。
ここまで言わば不条理な事をしてでも遂げたい思いとは何なのだ?
単なる路線の違いとか政治的な方向性の違い、こうしたものとは異質なもっと陰湿なものを私は感じたんです。背景にはもっとなんかドロドロした思いが関わっているに違いない。

調べました。
そこで分かって来たのは本当にドロドロした安倍総理個人の秘められた思い。
びっくりですよ!
安倍晋三の政治家としての資質ではなく、もっと個人的な人間性みたいなもの。
一言で言うと安倍晋三の恨みつらみ。
あったのはこれだけです。
安倍総理は政治家としても私的には尊敬出来ませんが、この一件で、人間的にも最低だな!!
と思うに至りました。
 
第一次安倍政権時の平成19年の参院選で自民党が大敗し、野に下った時、当時防災担当大臣だった溝手顕正氏は「首相の責任」に言及しただけではなく、自分が参院幹事長だった野党時代の24年には安倍氏のことを
「過去の人」
と、斬って捨てているのだ。
この時の安倍晋三個人の恨みが7年経っても癒えていなかったのだ。
この人物の執念深さに驚くほかは無いねえ!
こんな人間性の人物を私たちは総理大臣として持っている事を私は改めて皆さんに訴えかけたいと思う。

(2020/1/28記す)


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