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吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める

吉富有治(ジャーナリスト)

吉富有治

「維新を批判しない在阪メディア」を検証 深刻な情報系バラエティ番組の"罪"

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00225/2022030908000091817 //////////////////////////////////////////////////////////////// 吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める https://foomii.com/00225 ////////////////////////////////////////////////////////////////  最近、メディアから取材を受けることが多い。おもに新聞と週刊誌からの取材で、その内容はほぼ決まっている。大阪維新の会(以下、大阪維新)と日本維新の会(以下、日本維新)に関する話題であり、大阪府の吉村洋文知事や大阪市の松井一郎市長の諸問題であったりする。とくに昨年10月末の衆院選以降、メディアから取材を受けたりコメントを求められることが増え、今年に入ってからもその傾向は続いている。  私は、自分自身を「維新ウォッチャー」などと考えたことはない。ただ、世間からはそう見られているようで、「大阪維新や日本維新の話なら吉富に聞け」と大手メディア界隈では流布されているらしい。大阪を中心とした地方自治や政治の取材を続けて30年以上の年月が経ち、その間に大阪維新が誕生した経緯もあってか、必然的に同党や関係者への取材は増えた。そのような経験を長く続けていれば、私のような怠慢で物覚えの悪い人間でも、それなりの"専門家"になるらしい。ただホンネを言えば、行政や政治からはとっとと足を洗い、余生は好きな温泉取材やキャンプ三昧でもやりたいと思っている。もっとも、大阪維新や日本維新が大阪や東京、そして全国各地でデカい顔をしている限り、その夢が叶えられるのはまだ先だろうと諦めている。  さて、冒頭にメディアからの取材が増えたと書いた。ここで言う「メディア」の大半は東京本社のものである。東京発のメディアからの取材は増えたが、かたや大阪の新聞やテレビからの取材は以前に比べて激減した。おそらく、その現象と関連するのだろう、先日も週刊ポストから「大阪のメディアは、なぜ大阪維新や吉村知事を批判しないのか、批判できないのか」と質問された。その短いコメントは同誌を読んでもらうとして、週刊ポストが載せきれなかった問題点をここにあらためて書いてみたい。
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