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吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める

吉富有治(ジャーナリスト)

吉富有治

二重行政のまやかしと二元代表制の不在 かくして大阪の暗黒史は繰り返される

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00225/2021033108000078264 //////////////////////////////////////////////////////////////// 吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める https://foomii.com/00225 ////////////////////////////////////////////////////////////////  「二重行政」という言葉が独り歩きしている。特に大阪では、だ。「二重行政は悪」「二重行政は解消すべきもの」といった強迫観念に縛られ、その意味を考えないまま、いや大阪市民に考えさせないまま二重行政を"出汁"にした改革政党が大きな顔をしている。本当に二重行政は悪なのだろうか。今回は二重行政とは何かを考え、大阪の発展を阻害している"真犯人"を取り上げてみたい。  大阪市を廃止して特別区を設置する構想、いわゆる大阪都構想は、その目的の1つとして二重行政の解消を目指していた。今回、大阪府議会と大阪市会の両議会で可決した「広域一元化条例」も同じく二重行政の解消を目的の1つに掲げている。  では、あらためて「二重行政とは何か」と問うたとき、明快な回答を出せる人はそう多くはない。決まった定義がないのか、都構想推進派の維新議員にしても言うことは人によってバラバラである。これは一般の人も同様で、二重行政の意味よりも「二重行政はなくさないとダメ」「税金の無駄だから」と情緒的に考える人が多い。中身を語っても、せいぜい「府立図書館と市立図書館が二重行政」と答える程度にとどまる。
… … …(記事全文5,793文字)
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