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山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ!

山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)

山岡鉄秀

LGBT理解増進法案 隠された本当の脅威‐包括的性教育と新マルクス主義

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00194/20230522235154109383 //////////////////////////////////////////////////////////////// 山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ! https://foomii.com/00194 //////////////////////////////////////////////////////////////// ラーム・エマニュエル駐日米国大使に命令され、LGBT理解増進法成立に舵を切ったと思われる岸田首相。案の定、統一地方選挙が終わってからLGBT理解増進法案の国会提出を強引に進めて来ました。合同部会で反対多数にも拘らず強引に執行部預かりで通し、政調会、総務会もあっという間に通貨してしまいました。 国会に出してから「吊るす(審議しない)」ことで廃案にするという苦肉の策があると言われていますが、わざわざ部会、政調会、総務会までを強引に通しながら国会で廃案にするなどという不自然なことをするならば、余程の圧力が掛かっていると自白しているようなものです。 この法案を巡って指摘されている最大の懸念は、既に欧米社会で発生している社会問題です。男性が堂々と女性用施設に入って来て、「自分は女だ」と自らの性自認に基づいて宣言した場合、拒否したら差別と見なされ、裁判になったら負けてしまう恐れがあります。稲田朋美氏が、銭湯の運営には厚労省が定める要綱があり、男女をその身体的特徴を根拠に分けることになっているから大丈夫だと主張していますが、そのような行政指導自体が差別と見なされてしまうから欧米では大混乱に陥っているのです。 これは非常にわかりやすい問題点なので法案に対する有効な反論になりますが、実は、この法案にはそれ以上に恐ろしい破壊装置が仕掛けられていることがあまり話題になっていません。推進派の議員たちは「これは理念法に過ぎない」などと言っていますが、「増進法」と名付けられている通り、あるものを増進するアクションの根拠となる法律です。その「増進されるもの」が日本社会を破壊する威力を秘めた脅威なのです。それは教育です。 LGBT理解増進法案には次のように書いてあります。 第一条 この法律は、性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の推進に関し、基本理念を定め、並びに国及び地方公共団体の役割等を明らかにするとともに、基本計画の策定その他の必要な事項を定めることにより、性的指向及び性同一性の多様性を受け入れる精神を涵養し、もって性的指向及び性同一性の多様性に寛容な社会の実現に資することを目的とする。
… … …(記事全文6,834文字)
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