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山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ!

山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)

山岡鉄秀

台湾有事 米海軍大学教授が唱える戦略大転換 日本は自国防衛に専念せよ! 

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00194/20230123231030104733 //////////////////////////////////////////////////////////////// 山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ! https://foomii.com/00194 //////////////////////////////////////////////////////////////// 前回は1月9日にCSIS(戦略国際問題研究所)が発表した台湾有事のシミュレーションを参考に、日本が当事者であるが故に、戦後続けて来た受動的な防衛戦略を維持できないことを論じました。憲法9条を盾に戦争を忌避しようにも、自動的に台中戦争に巻き込まれる当事者である日本は逃げようがない、という話でした。 実はCSISとほぼ同時に、アメリカ海軍大学校の教授で、現代のアルフレッド・セイヤ―・マハン(シーパワー理論を唱えた19世紀アメリカの海軍戦略家)と崇められているジェームズ・ホームズ氏が台湾有事における日本の役割について、非常に興味深い記事を19FortyFive(1945)というメディアに寄稿していたのでご紹介したいと思います。極めて重大なアメリカの政策転換を提起しているので、全文を和訳して掲載します。 中国が台湾を侵略した場合の日本の問題 by ジェームズ・ホームズ 日経アジアはこのほど、元海軍大将で国防次官補のウォレス・"チップ"・グレグソン氏(19FortyFiveの寄稿者でもある)に、中国と台湾の戦争で日本はどう貢献できるかをテーマにインタビューした。チップ氏は、自衛隊が共同で戦う必要性、日本の約7000の島々を移動して侵略者を撃退する能力の強化、反撃用兵器の獲得について述べた。つまり、東京は1945年以降の消極的な国防の姿勢から脱却し、恵まれた大国にふさわしい姿勢をとるべきということだ。 しかし、このインタビューでの金言はこうだ。 「台湾有事に日本ができる最大の貢献は、日本の領土を強固に守ることであり、他のことは米国がやってくれる」。
… … …(記事全文3,937文字)
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