Foomii(フーミー)

日本復活・明日への羅針盤

山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)

山岡鉄秀

媚中ギリシャに中国が昨年11月に医療器具大量供与の謎。欧州へのサイレント・インベージョン・ゲートウェイとなったギリシャは再起不能か?

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00194/2020081015000069548 //////////////////////////////////////////////////////////////// 山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ! https://foomii.com/00194 //////////////////////////////////////////////////////////////// 中国が仕掛ける浸透工作には様々な手法がありますが、そのうちのひとつがシンクタンクを開設して親中的なレポートを次々と世に送り出すことです。 オーストラリアのシドニー工科大学には2014年、「豪中関係研究所」というシンクタンクが開設されました。中国人大富豪の黄向墨氏が180万ドルという大金を寄付して開設し、所長に引退した労働党の大物である、ボブ・カー元外務大臣を起用しました。 思わぬ名誉職にありついたカー氏は大喜びで、かつて天安門事件の際には中国の一党独裁政権を激しく批判したことを忘れたのか、まるで中国の報道官のような中国擁護発言を連発します。あまりにも露骨な中国擁護なので、カー氏はいつしか「北京ボブ」と呼ばれるようになりました。 豪中関係研究所は、権威あるシンクタンクを装いながら、次々と中国擁護のレポートを発表していきます。たとえば、南シナ海における中国の行動を擁護したり、豪中自由貿易協定が豪州にとって利益が大きいと主張したりといった具合に。それらは国会で取り上げられ、親中派の理論武装用に使われるのです。(詳しくは「サイレント・インベージョン-目に見えぬ侵略」をご参照ください) これは常とう手段ですから、全世界で行われているはずですが、ヨーロッパにおける中国の浸透工作について調べていたら、偶然、ギリシャ関係のレポートを見つけました。 Greece external relations briefing: Greece and China during the COVID-19 pandemic
… … …(記事全文2,858文字)
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