ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00160/2019082023220457622 //////////////////////////////////////////////////////////////// 歴史の視点から世の中を観る 歴史ナビゲーター井上政典のウェブマガジン https://foomii.com/00160 //////////////////////////////////////////////////////////////// 韓国の歴史認識問題にけりをつける時期が来た! 韓国側からのいろんな発言を聞いていると寝つきが悪くなります。あまりにも理不尽な言い分に今までどうして日本側は黙っていたのだろうと不思議に思います。学校でも近代史はほとんどうわべだけをさらっと流すだけ。マスコミもなぜか韓国の方を持ち続けていました。そして私たちはそれを信じ込まされてきました。 きちんと歴史を学べば反論もできますが、学校・マスコミ等々の社会的環境で日本人が反論できないようになっています。調べれば調べるほど巧みにそうなるように仕組まれていたことが分かります。もしネットが発達していなければ私たちのほとんどが今でも気づいていなかったことでしょう。 第一次安倍政権と第二次安倍政権の環境の違いは、netの発達だと思います。第一次安倍政権の際はマスコミの報道だけでみんなが判断していました。悪い印象が目立つ映像を何度も垂れ流し、私たちの頭の中に安倍総理とその閣僚の良くない部分を強調していました。安倍支持だった人もそれにまんまと騙されてしまったのです。四面楚歌の中、安倍総理はストレスから持病を悪化させ、総理を続けることができなくなりました。 しかし、たった一年の第一次安倍政権でしたが、教育基本法や防衛庁から省への昇格などいろんな改革を成し遂げました。その後の福田総理、麻生総理もその手法で自民党の悪い面だけが強調され、田母神閣下の更迭事件を機に一斉に自民党に愛想をつかし、あの悪夢の民主党政権ができたのです。 でも、神様は日本を見捨ててはいませんでした。そのころからネットが急速に普及し始めました。普通にパソコンだけではなく、スマホでもニュースを見ることができるようになり、ブログなども急速に一般化していきます。 民主党政権のでたらめぶりがマスコミよりネット上でどんどん暴露され、極めつけがCHINA船の海上保安庁の巡視艇にぶつける映像を民主党政権が隠しているにもかかわらず元海上保安官の一色さんが流出させ、一気に世間に広まりました。それに追従してマスコミもテレビで報道し、民主党政権の支持率は急落していきました。 3年3か月の悪夢といいますが、あの東日本大震災が起きなければ、2年ちょっと政権を明け渡すことになっていたでしょう。史上最悪の総理である菅直人が外国人献金をもらっていた事件で進退窮まった時に起こった東北大震災が奇しくも民主党政権を延命させました。 第二次安倍政権の誕生も平坦ではありませんでした。自民党内部にも安倍晋三氏が再び総理大臣になることに対しての反対意見が多くあり、何度も安倍氏自体があきらめようとしたことがありましたが、神様の配材による周辺の人たちから支えられ、総裁選勝利、そして内閣総理大臣に返り咲きました。 第一次政権の時は、何か遠慮しているような言動が多かったのですが、第二次政権になって人が変わったように強気の政権運営が目立ちました。私としては憲法改正などもっと早くしてほしいという面も多々ありますが、外交問題に関しては今までの宰相の中でトップクラスの実績を持つようになったと思っております。 その中で起きたのがモリカケ問題です。籠池という詐欺師にまんまと安倍夫人が嵌められ、利用されていたことを野党とマスコミのタッグで政権批判を繰り返しました。その期間は延々一年半以上にもなるのです。いままでマスコミと野党がタッグを組んで政権攻撃をしたら、政権は持ちませんでした。だからマスコミも自分たちに大きな力を持っていると思い込んでいましたが、今回はどんなに攻撃しても安倍政権の支持率は揺るぎませんでした。 その間選挙があっても、安倍政権は大敗することなくやればやるほど野党の支持が下がっていったのです。これに一番驚いたのはマスコミでしょう。野党もなぜ自分たちの支持率が落ちているのかを長い間理解できなかったのではないでしょうか。… … …(記事全文4,974文字)
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井上政典(歴史ナビゲーター)