このところ、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、そし北朝鮮の金正恩総書記の３人が北京で開催された軍事パレードの折に、健康長寿に関する意見を交換したことが大きな話題になっています。これら３人の独裁的な指導者にとっては、最新鋭の軍事技術より、自らの延命長寿の方が重大な関心事であることが世界に知れ渡った瞬間でした。

７２歳のプーチン大統領は「不老不死」に言及し、同年の習近平国家主席は「１５０歳まで生きる」ために国家予算を動員していることを誇らしげに語っていました。習近平氏やプーチン氏と比べれば３０歳ほど若い金正恩氏ですが、大先輩の２人の会話に加わり、「若返り」に熱心に取り組む姿勢を示していたようです。

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