━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.378 2018/07/10 日本経済SOS(2)GDPマイナスの衝撃: とうとう人口減から縮小に入った日本経済の行方 ウェブで読む:http://foomii.com/00065/2018071009000046970 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00065-47477.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前回は、前代未聞の「新発10年債」の取引が成立しないという異常事態が6月に4日も起こったことから、いよいよ日本経済がSOS状態になってきたことを指摘しました。国債取引の不成立は、ひと言で言えば、「異次元緩和」の副作用です。しかし、日本は、欧米が緩和をやめてもやめられない事情があります。そんなことをしたら、財政が破綻に向かうからです。 ところがこうしたなか、唯一の望みである経済成長が限界に来ていることが明らかになってきました。GDP成長率がマイナスに転じ、日本経済はいま明らかに減速を始めたのです。 [目次]────────────────────────────────── ■とにかく経済成長が絶対必要という主張 ■年率換算0.6%減で「財政均衡」先送り… … …(記事全文6,212文字)