━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2011/11/22 仰天!野田佳彦の分厚い中間層の作り方 第53号 ──────────────────────────────────── 国家戦略会議が第2回会合を開いた。 国家戦略会議を、2011年10月23日の閣議決定をもとに理解すると、 ・税財政の骨格や経済運営の基本方針等の 国家の内外にわたる重要な政策を統括する司令塔 ・政策推進の原動力 の役割を担う。 具体的には、 ・総理のリーダーシップの下、産官学の英知を結集し、重要基本方針の取りま とめ等を行う ・国の未来への新たな展望を提示するため、新時代の中長期的な国家ビジョン の構想を行う ことがミッションとされる。 議員メンバーは、 首相 官房長官 国家戦略相 総務相 外務相 財務相 経産相 日銀総裁 日経センター理事長 国際協力機構理事長 連合会長 経済同友会代表幹事 日本経団連会長 の13名である。 11月21日に開かれた第2回会合では、 「日本再生の基本戦略の基本的な考え方」が政府から示された。 私は個人の見解として『日本の再生』(青志社)を上梓し、 「真の日本再生プラン」を提示したが、政府も遅ればせながら、 「日本再生」について検討を始めるということらしい。 会議の特徴として、まず、会議のメンバーを見てみよう。… … …(記事全文5,084文字)
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