□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年9月14日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 原油の海上貯蔵が再開か? / イラクの協調減産を巡る危険な報道 =================================== <オフショア貯蔵の第二波か> Reutersによると、石油メジャーBPはマレーシアで大型タンカー(VLCC)の傭船契約を行った模様だ。1日2万0,500ドルで3カ月、更に2万2,000ドルで3カ月延長するオプションとされている。今年4月には一時12万~13万ドルまでVLCCの傭船コストは跳ね上がっているが、BPは過去最安値で傭船した模様だ。Refinitiv Eikonによると、9月10日にはマレーシア半島西海岸のLinggi港にVLCCが入港しており、BPの原油が搬入される見通しと報じられている。 BP側からは何ら正式な発表が行われていないが、マーケットでは今後の需要環境悪化に対応するための動きではないかとの警戒感が広がった。北半球のドライブシーズンが終了したが、今季はコロナ禍の影響で需要は低迷しており、今後の需要の端境期への対応が行われている可能性がある。… … …(記事全文3,778文字)
