■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.838 <838号:28兆円の財政政策の効果は副作用と裏腹である> 2016年8月03日:名目GDPの増加と国債のリスク EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-35020.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2016080410000034412 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。あと2日で、リオのオリンピックです。強盗・強奪の発生が、日本の660倍もあるという。すごいことです。設備や医療など、他にも問題があるようですが、競技に臨む選手の、「ここが目標の場だった、最後になるかもしれない」と挑む姿は美しい。 一回きりの戦いであることも、幸運と悲運を生みつつ、限界に至る技量の発揮を促します。TVを通じてですが、4年ぶりの楽しみです。 【認識の広がり】 3年4か月経った日銀の異次元緩和が、目的とするインフレ目標2%のリフレ効果を上げるのに失敗したという見方が、一般にも広がってきました。 日銀は、2017年度中(17年4月~2018年3月)には、異次元緩和によって2%のインフレを達成できる見込みと言い続けていますが、これをそのまま受け取る人は少なくなってきたのです。(注)これは、中央銀行が「信認」を失うことでもあります。 このとき湧く疑問の一つは、米国では、リーマン危機の後の量的監緩和(3度のQE:合計$4兆:400兆円)が、うまく行ったように見えるのに、わが国ではなぜ目的の効果を上げなかったのか、でしょう。 そして今後も、日銀の量的緩和だけでは、日銀がいうリフレ目標の達成が難しいのか、ということです。 (注)量的緩和に、10兆円以上(GDPの2%)の赤字財政の拡張が加われば、名目GDPが2%は上乗せされるので、インフレになって行きます。このとき償還期限が無期限で返済が予定されず、市場性のない国債を発行し、それを日銀が買って10兆円以上の財政拡張が行われると、それは、今話題のヘリコプター・マネーです。 同じ「量的緩和」なのに、なぜ、日米で効果の違いが生じたのか、ということです。この点について、明快に述べた論がないので、本稿で書きます。これは読者の方からの、質問でもありました。… … …(記事全文14,828文字)
