■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.782 <782号:封殺されている議論:出口政策(2)> 2015年8月13日:日本は、出口政策をとれない可能性 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-28733.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2015081310000028079 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。<封殺されている議論:出口政策(2)>をお届けします。 35度以上の連続は、お盆過ぎからは和らぐようです。長期予報が当たる確率は、現在は、87%という。この夏は、地球規模の熱暑です。 【非常時に行うのが量的緩和】 量的緩和は、中央銀行が、国債や債券を買うことにより、金融機関がもつ当座預金に代金としての現金を振り込むものです。金融機関がもっていた国債が、日銀当座預金に変換されることになる。この量が多いとき、量的緩和と言っています。 戦後は初めて日銀が行い(2001~06年)、リーマン危機のとき米国FRBが実行し(2008~14年)、南欧債の危機のときは欧州ECBが敢行しています(2010~継続中)。いずれも金融危機のときの「最後の策」であり、平常時は行われない。 しかし日銀が国債市場で行っている巨額の買いは、株式市場のようには見えない。このため、人々とマスコミには、非常時の認識が薄いのですが、普通の時期には量的緩和は、決して行われません。 輪転機で紙幣を刷ると誤解されていますが、預金システムになった現代では、紙幣は刷りません。金融機関の日銀当座預金が増えるだけです。その当座預金を現金で引き出せば紙幣が増えますが、それは少ない。(注)安倍首相も、答弁では、輪転機を回してマネーを刷ると言っていました。一般の理解もこれと同じでしょう。現代では異なります。 現金が多く使われていた決済が、銀行の発達により、1970年代以降、預金の振替システムに変わっています。マネー(通貨)の増発は、紙幣の現物ではなく日銀当座預金(現在は特例で0.1%の金利がつく預金です)の増加になったのです。すぐに使われやすい紙幣は増えず、当座預金が増えるようになった理由がこれです。 【金利の限界】… … …(記事全文16,550文字)
