━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年7月26日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ウクライナは、核兵器を保有している。ウクライナ戦争における真の「核の脅威」は、ロシア以上にウクライナにある。ウクライナが敗戦した場合、ウクライナの核は西側諸国にとっての最大の脅威となる。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 昨日(7月26日)の記事に続いて、ウクライナ戦争からの飛び火で、これから起こり得る可能性の高い「印パ戦争」について、某国外国人記者からの特別情報の続報である。 この先、「ウクライナ戦争」が終結することなく、「印パ戦争」に飛び火した場合、世界最強の軍団と称される「タリバン」政権のアフガニスタンはどうするかというと、復興途上にあるアフガニスンとしては基本的には、もう戦争はこりごりという思いである。ただしイスラム教徒としての根底の思いとして、聖なる戦争に参加する「聖戦(ジハード)」の思いを強く持っている国民なので、カシミールを巡るインドとの戦いが勃発したときには、「対インド」として参戦する可能性はある。ところが、インドの標的となる当のパキスタンの軍隊は、まさに「印パ戦争」が勃発してもいいくらいの気持ちでいる。つまり、インドがパキスタンに侵攻してきても、パキスタン軍は抵抗することなく、むしろパキスタンをインドに明け渡すだろう。その後に起こり得る「印中戦争」のとき、アフガニスタンはこれを「聖戦」とみなしたなら、「対インド」として参戦するかもしれない。 いまアフガニスタンのタリバン政権に接近しているのは、まさに中国である。中国は、アフガニスンタの復興支援もしてきている。そうした経緯もふえるならば、ウクライナ戦争が印パ戦争に飛び火し、そこから印中戦争へとなった場合、世界最強の軍隊であるウクライナのタリバンは、「対インド」の戦いを「聖戦(ジハード)」と捉えて参戦する可能性があるということだ。つまりその戦いにおいてタリバンは、インド側に立つであろう「タリバンの産みの親であるパキスタン軍」と対峙しなければならないのである。 インドと中国の武力を比較した場合、インド以上に中国の兵力のほうが圧倒的に高く、武器の量も中国のほうが高い。これまでにも言ってきたことだが、そもそもインドの戦う力は弱く、個々のインド国民にしても、戦争を戦う力は持っていない。一方、中国の場合はインドとは違い、中国政府の命令により、戦争に行かなければ、即殺されてしまうという恐怖に裏付けられた強さがある。戦って活路を見出すしかないというのが、中国の人民である。もちろん、いつ内在する政府批判の「ルサンチマン」が、中国北京政府に向かっていくかもしれないが、それが起きるまでは、政府の方針に従い戦争に駆り立てられているのである。 ◆〔特別情報2〕 核兵器についてだが、ウクライナは確かに、ソ連崩壊後の独立時に、ソ連時代の核兵器を大量に保有していたが、それらは西側諸国によって廃棄させられている。しかし、全く核兵器を保有していないのかというと、そうではない。実はウクライナは、まだ核兵器を保有している。しかも隠し持っているということではない。米国もNATOも、そのことを知っている。実はこのウクライナ戦争にける核の脅威は、ロシアよりもウクライナにある。ウクライナこそ、核のボタンを押しかねないということだ。しかも、もしも、万が一、ウクライナが核のボタンを押してしまった場合、それがどこを標的に使おうとも、破滅されるのはロシアではなく、ウクライナを支援してきた西側諸国だという。… … …(記事全文3,583文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)