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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

岸田は、総裁選を有利に仕向けるためには、年内解散が望ましいところだが、支持率低下が止まらない。外遊ばかりに熱心で、現実逃避している。現実逃避しなければならないほど、打つ手がない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2023年7月14日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岸田は、総裁選を有利に仕向けるためには、年内解散が望ましいところだが、支持率低下が止まらない。外遊ばかりに熱心で、現実逃避している。現実逃避しなければならないほど、打つ手がない。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。  岸田は、このままの支持率では解散が打てない。9月の内閣改造・自民党役員人事で、し支持率が上がれば、秋の解散はあるかもしれないが、いまのところ内閣改造をしたところで、支持率が回復するとは考えられない。それほど支持率低迷は深刻であり、特にマイナンバーカードをめぐるトラブルは後を絶たず、この問題の解決の目途が立たない限り、解散は打てないだろう。問題は、来年の自民党総裁選だ。岸田は、来年の総裁選を有利に仕向けるためには、年内解散が望ましいところだ。支持率低下の現実から目を背けるため、岸田をはじめ各閣僚たちは外遊に熱心で、現実逃避している。現実逃避しなければならないほど、打つ手がないということだ。  本当であれば、今が岸田降ろしの絶好のタイミングである。しかし、「二階・菅」連合はそれを仕掛けていない。  まず二階派はいま、山口壯前環境相のグループと武田良太元総務相のグループが、つかみ合いの喧嘩をするほど敵対し分裂している。しかも、二人とも、元からの志帥会メンバーではない。  以下、山口の政界経歴を抜粋しておこう。  山口は元外務官僚で、兵庫県相生市生まれ。淳心学院中学校・高等学校、東京大学法学部卒業。1979年、外務省に入省し、経済局国際機関第二課に配属される。1980年より在外研修で在アメリカ合衆国日本国大使館に勤務するかたわら、ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院で学び、修士号を取得。1989年には同大学で博士号を取得している。政界入りは、新進党幹事長であった小沢一郎の誘いを受け、1995年に外務省を退官し、政界入りへ挑戦する。翌1996年の第41回衆議院議員総選挙に新進党公認で兵庫12区から出馬したが、通商産業大臣や経済企画庁長官を歴任した河本敏夫の子息で、自由民主党公認の河本三郎に敗れ、このときは落選する。その後、新進党は解党、2000年の第42回衆議院議員総選挙では無所属で出馬し、前回敗れた河本を下して初当選した。その後無所属の会に入党し、衆議院内では民主党と統一会派(民主党・無所属クラブ)を組む。2003年の第43回衆議院議員総選挙では民主党公認で出馬するが、河本に敗れ落選。 2005年の第44回衆議院議員総選挙でも民主党公認で出馬するが再び河本に敗れたが、比例近畿ブロックで復活し、2年ぶりに返り咲いた。2009年の第45回衆議院議員総選挙では河本に比例復活を許さず、3選。民主党政権時代には、外務副大臣(野田内閣・野田第1次改造内閣・野田第2次改造内閣)、内閣府副大臣(菅直人第2次改造内閣)、衆議院安全保障委員長、民主党政策調査会筆頭副会長を歴任している。
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