━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年8月6日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ロックフェラーに翻弄される日本』(2007年11月20日刊) 第6章 小泉改草と市場原理主義者の竹中財政 ブッシュ大統領に叩かれて ─────────────────────────────────── 2001年4月26日に首相に就任した小泉純一郎は、政権発足から11日目の5月7日、衆議院本会議場で就任後初の所信表明演説を行った。 1992年秋から始まった「平成大不況」のもと、ガタガタになっていた日本経済を再生し、景気を回復させる切り札として「聖域なき構造改革」を宣言した。 「私は、『構造改革なくして日本の再生と発展はない』という信念のもとで、経済、財政、行政、社会、政治の分野における構造改革を進めることにより、『新世紀維新』とも言うべき改革を断行したいと思います。痛みを恐れず、既得権益の壁にひるまず、過去の経験にとらわれず、『恐れず、ひるまず、とらわれず』の姿勢を貫き、21世紀にふさわしい経済・社会システムを確立していきたいと考えております」と強い決意を示した。そのうえで、 「『新世紀維新』実現のため、『聖域なき構造改革』に取り組む『改革断行内閣』を組織しました」 こう述べて、小泉内閣の使命と役割、そしてその性格を説明した。… … …(記事全文3,163文字)
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