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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

元都民ファースト選出の木下富美子氏は、免停中の無免許運転事故で「大きな事故ではない」と議員辞職を否定。悪質な交通違反を犯しながら、東京都の条例制定に係ろうとするのか。当選無効は当然の処分。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年7月6日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 元都民ファースト再選の木下富美子氏は、免停中の無免許運転事故で「大きな事故ではない」と議員辞職を否定。悪質な交通違反を犯しながら、東京都の条例制定に係ろうとするのか。当選無効は当然の処分。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  選挙前の自民党内部での調査では、都民ファーストの存在自体が危ぶまれた結果を想定していた都議選だったが、結果は勝者なしの絶妙な痛み分けとなった。いや、共産19議席と立憲15議席を合わせれば34議席で、辛うじて第一党に返り咲いた自民党の33議席を1議席超える躍進を遂げた。しかも、共産党の当選19議席のうちの女性議員が14議席(約74%)当選している。自民は33議席のうち、女性議員は4議席(約12%)、創立者と続く代表者がともに女性がトップである都民ファーストでさえ、停中の人身事故で除名処分のとなった木下氏を除いて、当選30議席中、女性議員は半分にも届かない11議席(約37%)という状態だ。立憲は当選15議席中、4議席(約27%)が女性、婦人部の強い公明でも23議席中、女性議員は3議席(13%)。無所属では4議席中、3議席(75%)が女性議員。全体では、274議席中、41議席(約15%)が女性議員との結果となった。  今年3月、女性デーを前に発表された各国議会の女性進出に関する2020年版報告書では、世界全体で女性議員の割合が前年比0.6ポイント増の25.5%となっている。都議会ではあるけれども、世界のメガシティ上位の東京都議会だ、比較して遜色はないとして、全体では女性議員15%と劣るものの、共産党女性議員の躍進により時代の流れに追いついている。当選議院の74%の女性議員を都政に送り出した共産党は、時代の先端を進んでいることになる。しかも、共産党の女性議員はただ者ではない。安倍信晋三首相による「桜を見る会」の疑惑の火付け役として丹念に調査し、しつこく食らいついて追及し続けたのは、共産党女性議員の田村智子衆議院議員だった、いまでも多くの国民の記憶に残っている。  しかし正義感というものに男女の区別があるものではないだろうけれども、長く議会を席巻してきたのは男性議員だったため、権力の腐敗を招いたのも男性議員だったことも事実だ。その分、女性候補者にはクリーンなイメージを抱きやすい。しかし、権力の腐敗も驕りも、実は男女の差はなく、人間が招くことなのだ。都民ファーストから板橋区で再選した木下富美子が、免停中の無免許運転で人身事故を起こすという、とんでもない不祥事を起こしていた。無免許運転で人身事故を起こした場合は、起訴されることがあるが、木下氏の場合は、どうなっているのだろうか。  木下富美子氏は、7月2日午前7時半ごろ、板橋区高島平3丁目の交差点で車をバックさせて衝突事故を起こしていた。しかも木下氏は、免許停止期間中であったことと、事故を隠していたこと、そして議員辞職をしないと発言したことが大きな問題になっている。この事故により車を運転していた50代の男性と同乗者の妻が負傷、いずれも軽傷であったようだが、木下氏は「大きな事故ではまったくない」と発言したというが、これは大問題である。  都議会議員は、都の条例を制定する立場であり、その権限を選挙によって都民から信託されているのだ。 ◆〔特別情報2〕
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