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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

独居者で特に高齢者が、PCR検査陽性により自宅療養となったときのために備えて知っておくと安心、4つのこと

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年2月17日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 独居者で特に高齢者が、PCR検査陽性により自宅療養となったときのために備えて知っておくと安心、4つのこと ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  新型コロナウイルスの感染者数(PCR検査陽性者数)は減少傾向にあるものの、いまだ医療現場はひっ迫状態が続いているといわれ、自宅療養を余技なくされるケースが多い。家族と同居している人は、家族への感染という不安があるものの、容体の急変に対応してくれる人が身近にいる分、いくらか安心だ。問題は、独居の高齢者が自宅療養になった場合だろう。無症状の人から軽症の人が自宅療養に回されているわけだが、感染の可能性がある以上、いつ発症して容体が急変するとも限らない。また、高齢でなくても容体が急変する場合もあるので、高齢者に限らず独居生活の人は、万が一に備えて知っておいたほうがよいことを紹介しておこう。各自治体をはじめ、インターネット上には自宅療養の手引きが掲載されているけれども、ほとんどが家族への感染防止を中心に書かれており、容体急変に備えるべき具体策が書かれていない。新型コロナウイルスに感染し発症し重症化すると、肺炎を起こす。つまり、自宅で肺炎を起こしたときにどうすべきかに踏み込んだ対策を、講じておく必要があるといえる。そのための4つの対策について紹介する。  ヒントは、在宅介護の在宅医療にあり、訪問看護という制度がある。以下は、全国マスコミ研究会のスタッフが、高齢の父親の在宅介護において誤嚥性肺炎を発症し、在宅医療と訪問介護を受けるなかで受けた治療の流れをもとに記述しておく。(素人の目で見た記述なので、医療的な記述の誤りがあるかもしれないことをご了承いただきたい)  高齢の親を在宅で介護している場合、特に歩けなくなった高齢者は通院がままならず、通院から往診に切り替え、同時に「訪問看護ステーション」に登録して日常の体調の変化を管理してもらう。この訪問看護は、要介護になった人だけしか受けられないサービスではない。子どもから高齢者、病状や障がいが軽くても重くても、訪問看護を必要とするすべての人が受けられるサービスだ。PCR検査を受けて陽性になって入院が出来ず、自宅療養になった段階で、合わせて訪問看護が受けられるようになっていることが望ましい。  肺炎の治療は、抗菌剤の投与と点滴による栄養補給であり、この治療であれば、訪問看護による医療処置で、在宅状態で治療が受けられる。新型コロナウイルスが発症すると肺炎を起こすといわれ、治療は肺炎治療ということになると考えられるのだ。 まず、肺炎を起こしているかどうかの診断だが、まずは発熱があるかどうかだが、必ずしも高熱が出るとは限らないので、合わせて、パルスオキシメータ(酸素飽和度測定器)を指に挟んで、血液中の酸素の量を測定する。測定値は100がマックスで、健康な人は、96~100の数値が出る。90以下になると危険信号だといわれており、さらに85以下になると肺炎を疑うようだ。実際に肺炎になりかかっていたりすると、37度5分以上の発熱があり、痰が多く絡んでくる。だいたいこの段階で、訪問看護師は点滴の準備をはじめ、ぐったりして水も飲めない場合は肺炎の診断が下りる前から栄養補給の点滴を始め、同時に採血をして持ち帰り、医療機関で血液検査をする。血液検査の結果、炎症反応の数値が高くなっていると、医師のもと肺炎の診断を判断してもらい、肺炎の治療を開始する。肺炎を起こしている原因によって、抗生物質または抗ウイルス剤の治療を開始する。この一連の治療は、在宅の状態で、医師は不在でも医師の指示のもと、訪問看護師による処置でも可能だということを知っておくべきだろう。 入院の受け入れ先がみつからないことに、過度に不安がっていては身が持たない。その不安だけで、免疫力が不必要に低下するだろう。独居の人も、そうでない人も、高齢者も若者も、免疫力を温存するためにも、訪問看護という手があることを覚えておいてもらいたい。
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