━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年2月18日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 外国人記者の間ではいま、「本当であれば女子柔道オリンピックメダリストのヤワラ(谷亮子)がなるのが一番いい。しかし、自民党のオリンピックだから全く名前が出てこない」と話題になっている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 会長辞任の事態にまで発展した森喜朗の女性蔑視発言は、特に海外からの批判に火がついたことが大きい。その外国人記者の間ではいま、「森でなければ誰がなってもマシだろう。しかし、本当であれば女子柔道オリンピックメダリスト(金2、銀2、銅1)のヤワラ(谷亮子元参議院議員)が会長になるのが一番いい。しかし、自民党でないから全く名前が出てこない。やはり自民党のオリンピックということだな」と言われている。 その自民党二階派「志帥会」の重鎮は、17日の国会で、朝からずっと橋本聖子五輪相が神妙な顔で、答弁席に座っていたことから、何かあるなと感じ取っていたという。そして夕方、東京五輪組織委が新会長候補を橋本聖子五輪相に一本化されたことが報じられた。しかし、橋本聖子の場合、後ろ盾は森喜朗前会長であり、菅内閣ということになる。表向き辞任した森喜朗だが、実験を手放す気はさらさらないことが見て取れる。コロナ禍に見舞われた「東京オリンピック」は、全く盛り上がらない「自民党モリンピック」ということだ。 二階派の重鎮は、「橋本聖子が会長になることは、女性だからいいし、彼女は基本的には適任者だと思う。賛成だ。最初から橋本がいいと思っていた。彼女は、安倍政権のときの選挙応援隊長だったが、安倍からはまったく大臣の声がかからず、見ていて可哀そうだった。」と話している。ただ、いまはまだ組織委員会で一本化という段階で、最終的に橋本聖子が就任するかどうかが確定したわけではない。」 二階派の重鎮はさらに、自民党内では、ここから先、小池東京都知事が政局を仕掛けて何をしてくるかわからないということで、自民党内みんなが、ものすごく警戒しているという。そう簡単には、以前のような小池劇場の流れにさせないだろうし、もし小池百合子が二階を離れて再び新党をつくるとなると、二階幹事長は、「やりたければやりなさい。どうぞやるんならやって下さい」と、そう言って止めないだろうということだ。 ◆〔特別情報2〕 菅首相の長男は、既に東北新社を辞めているが、菅首相自身が18日の国会で「事務所に確認したところ、個人献金として(東北新社創業者の)植村伴次郎氏から2012年9月に100万円、同12月に50万円。(東北新社社長だった)植村徹氏から12月に100万円、14年12月に100万円、17年10月に100万円、18年10月に50万円。全額で500万円であります。12、14、17年は衆院を解散する総選挙の時であり、選挙の見舞いということだと思う」と答弁している。(朝日デジタル2021年2月17日「500万献金と首相長男接待 20年来の点と線」から引用)… … …(記事全文3,333文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)