━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年2月10日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自民党内部の極秘情報では、いま創価学会・公明党の内部分裂で大変な状況になっている。今度の選挙から公明党は自民党との連立を解消する可能性が出てきている ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、二階派の重鎮による自民党内部の情報と、創価公明に詳しい情報通からの分析だ。 まずは、自民党内部の極秘情報では、いま公明党が大変な状況になっている。今度の選挙から公明党が自民党と分かれるかもしれない。創価学会の池田大作の長男である池田博正創価学会主任副会長と、原田稔会長とがケンカになっていることから、創価公明が2つに内部分裂の様相になってきているようだ。そもそもそ婦人部が安倍政権から菅政権に続く自民党の政策に反対していることも大きい。その婦人部も分かれて大騒動になっている。当然、公明党も真っ二つに分かれている。そうした内部分裂により公明党は自民党との連立から離れるのではないかとみられている。創価学会が分裂したら、公明党も当然分裂するため、これまでのような創価学会票がアテにならなくなり、公明党の力はなくなる。どの時点でそれがはっきりするかだが、いまも相当に分裂の動きが出ている。銀座のクラブの問題で辞任した遠山清彦も、学会の分裂問題が影響しているとみられている。学会の内部分裂のなかから、敵対する側からリークされたようだ。 自民党との連立に残る公明党と、離脱する公明党に分裂することになる。離脱組は立憲と組むことになるかもしれない。いずれにしても組織の分裂は票の分裂を意味するので、公明党は政権を動かす力を失うことは間違いない。 ただし、創価公明に詳しい情報通による分析では、公明党の分裂と連立離脱の可能性は低いという。分析は以下の通り。 どんな場面でも創価・公明というのは、一定の影響力は持っている。以前のような、自民なのか野党なのかというところでのキャスティングボードを握る強みは、いまの公明党にはもうない。以前は、公明党が自民か野党かのキャスティングボードを間違いなく握っていたので、それだけかなり力が公明党にあった。ではなぜ、キャスティングボードを握るほどの力がなくなってしまったかというと、それは池田大作が公の場から消えたからに他ならない。実は、池田大作不在による創価公明の求心力が低下するのを防ぐために、前会長の正木正明が会長だった時期に、安倍晋三との昵懇の間柄を軸に、自公路線をゴリゴリに推進してきた。しかし、憲法改正など日本会議を後ろ盾とした安倍政権の右翼路線に反発する学会員も多くいたのも事実だった。そのような状況のなかで、正木が失脚してしまい、同時に強引な支えを失ったことで組織としての統制がとれなくなってしまったというのが創価公明の現状だ。… … …(記事全文4,505文字)
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