Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

オバマ訪日の懇願が目的だった谷内国家安全保障局長の訪米
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2014年1月27日第92号 ■     =========================================================    オバマ訪日の懇願が目的だった谷内国家安全保障局長の訪米      ===========================================================  きょう1月27日発売の週刊ポスト最新号に注目すべき記事を見つけた。  すなわち、その記事は1月17日に訪米した谷内正太郎国家安全保障局長の主要目的の一つが4月のオバマ大統領の訪日を懇願する事にあったというのだ。  もちろん、そのために訪米したわけではない。  主要目的は何といっても12月26日の安倍首相の靖国参拝について米国にその「真意」を説明して「理解」を得ようとすることだ。  そして、米国の異例の「厚遇」の裏には、二度と靖国参拝はしてくれるなという米国の意志を米国が谷内氏を通じて安倍首相に伝える目的があったに違いないと書いた。  その後、米国の報道でそれが事実であった可能性がさらに高まった。  ところが今日発売の週刊ポストによれば、谷内氏から米側に対し、オバマ大統領の訪日について確約を得る事がもう一つの重要な目的であった事が政府関係者の話として明らかになったと書かれている。  しかもその内容が情けない。  韓国とオバマ大統領の奪い合いをしているというのだ。  オバマ大統領は今度のアジア訪問では、昨年のAPEC閣僚会議の際に訪問しなかった東南アジアの一部の国を最優先して訪れる。  その途次に韓国と日本を訪れる。  日程の都合上、場合によっては日本に一泊もせず立ち寄りで終わる可能性がある。  せめて1泊してくれと頼み込んだというのである。  週刊誌の記事が正しいとは限らない。  しかし少なくとも日本側がオバマ大統領を国賓で招待しようとしていたのに対し、米国は早々と日程の制約で断ったことが報じられた。  もはや日本にとってはせめて韓国よりも長く日本に滞在して欲しいというわけだ。  鳴り物入りで出来た国家安全保障会議事務局長の初仕事がこれである。  佐々江駐米大使は毎日どんな仕事をしているのかという事になる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2025年4月19日に利用を開始した場合、2025年4月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2025年5月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する