□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2010年11月5日発行第178号 ■ =============================================================== メディアの情報操作は間違いなくあることが証明された =============================================================== 内部告発サイトのウィキリークスについて書いた直後に、尖閣衝突ビデオが インターネット上に流されたというニュースが飛び込んできた。 その画像が今朝10月5日の早朝の各局のテレビで流された。 数日前には警察のテロ情報がインターネットに流されるという衝撃的な事件 が起きたばかりだ。 海上保安庁も警視庁も事実関係を確認するまではコメントを避けているが それらの情報が事実であることはやがて明らかにされるだろう。 インターネットの発達によってもはや国家権力の隠蔽工作は不可能になり つつある。 その事が世界を変える事になる。 しかし、私がこのメルマガで言いたい事はその事ではない。 TBSのみのもんた「朝ズバッ」でその映像が流された時、みのもんたが 視聴者の前でぼやいた。 こんな映像しかないのか。衝突時の映像が無ければ意味が無いじゃないか。 インターネット上ではもっと流れているのだろう、と。 それに対し、横にいた若いキャスターが口ごもった。 各社によって方針が異なるでしょうから・・・と。 メディアが政府におもんばかって自粛報道をしている事を認めた瞬間だ。 私は急いでチャネルを切り替えて報道各社が流す映像を見比べてみた。 物の見事に各社が放映していた映像が異なった。 もっとインパクトのある画像を流しているチャネルもあった。 政府に都合の悪い画像やコメントを流して嫌われては今後の報道に差し障り がある。 そう考えて自粛してきたメディアであるが、もうすぐそのような配慮は不要 な時代がやってくる。 政府と結託して積極的に情報工作をするという犯罪行為はさすがにメディア もそう簡単には行なうことはできないだろう。 しかし自粛と言う名の報道規制もまた結果的に国民の意識を大きく左右する。 手のいい情報操作だ。 それが行なわれてきたのだ。 けれどもこれからは、そのような報道姿勢をとるメディアはどんどんと視聴者 から見放されていくだろう。 すでにインターネットでは長時間の映像が流されているという。 そんな映像を部分的に放映自粛したところで何の意味もない。 インターネットで流された映像は、国会議員が見た短縮された映像をはるかに しのぐ映像が含まれているという。 わずか数分ほどに短縮された映像を見せられて事たれりとする国会議員。 しかも、それさえも国民に一般公開するかどうかで議論を繰り返す国会議員。 彼らをあざ笑うようにインターネット上ですべての映像が流される。 凄い時代が到来したものだ。 これからの世の中は権威や権力が失墜する世に中になる。 徒手空拳の一般国民が世の中を変える時代が来るかもしれない。 試されるのは個々人の良識であり、正義感であり、勇気である。 それのみがすべての評価の基準になるような世の中になってもらいたいと思う。 了
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