… … …(記事全文5,018文字)【民間船と自衛隊艦艇勤務の給料比較の一例】
海上自衛隊の乗組員手当は2023年の閣議決定で増額された。
<独自>海自艦艇「乗組手当」3割増額 処遇改善で隊員確保 https://www.sankei.com/article/20230930-42M5BGGDMVNVXDFDSWNWFCWEMU/ @Sankei_newsより
2023年に「増額する乗組手当は護衛艦と潜水艦の乗組員に支給されている。現在、護衛艦は俸給月額の33%、潜水艦は同45・5%の手当が支給されているが、いずれも約3割引き上げる。例えば40歳で階級が2尉の場合、護衛艦勤務では現在の手当額は12万2661円だが、6年度以降は約15万9千円に増額される。」という変更があった。
この画像はその増額前(およそ5年前)の自衛隊の潜水艦勤務の3曹の給与明細現物。
前述の記事の2尉は幹部自衛官。それよりは若干低く、幹部ではなく下士官の中でもまだ階級は低い3曹なので、乗組員手当は10万円代だ。3割増えるとすると、3曹でも16万円近い航海手当が貰えるようになったはずだ。だから現在の潜水艦乗組員はこの金額よりも5万以上給料は高いと想像してほしい。
さて、この二つの給料明細を見てほしい。