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フーミーの読者の皆様、こんにちは。小笠原理恵です。
能登半島地震で気になる問題を色々取り上げてきました。その影響もあってか、陸上自衛隊内部資料「Seikin」で「生活勤務環境の改善・魅力化」が始まっていると広報されているようです。
自衛隊の防衛予算が大幅に拡大されたのは昨年の令和5年です。その当時の生活・勤務環境に対する予算が669億円でした。今年の令和6年はその2倍超の1400億円に増額され、昨年よりも更に改善されています。ただ、自衛隊施設2万3254棟のうち4割を超える9875棟が旧耐震基準の建物というデータがあります。たとえ1400億あっても、全ての官舎を旧耐震基準から新耐震基準に改修することは不可能です。それでも、一度には無理でも少しずつ改善していくのはとても良いことです。
でもその他にも、自衛隊の施設や被服、食事なども改善する予算がさらに必要です。
自衛隊隊舎内の魅力化については具体的な情報が入ってきています。情報によるといい感じに変わってきています。これについては「生活面の問題と変化」として別の記事にしますね。
本日は金沢へ行って帰ってきたところなので、能登半島地震での問題点について再度説明しておこうと思います。