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マイナス金利を解除の意義~金利を分かりやすく説明し、解除の意義を探る。得する者は誰か?~
日銀がマイナス金利を解除した。
今回は、金利に関して分かりやすく説明すると共に、今回のマイナス金利解除の意義を考えたい。「当面緩和的な金融環境が継続する」と付け加えたものの、利上げ方向に舵を切ったと言われてる。11年にわたる大規模な金融緩和策が終わりとなった。マイナス金利とは、民間の金融機関が日本銀行に、お金を預ける預金金利をマイナスにするという事だった。例えば、りそな銀行などが、日銀にお金を預けると逆にお金を取られるという意味だった。こうする事で、一般の銀行は日銀にお金を預けると損だから日銀に預けないようになり、銀行は仕方なく、一般の企業への貸し出しにお金を回すようになるから、経済活性化とデフレ脱却が可能と言う目論見で始まったものだった。
また、利上げとは、結果的に銀行が企業や一般人にお金を貸す際の利子が高くなることを意味する。つまり、企業や個人は、銀行からお金を借りづらくなるのだ。分かりやすく極端な例で示すと、10億円借りるのに、今までは利子が1%だったが、これから5%になるとしたら、借りようとする人が減るのは当たり前だ。
本来、利上げを行うのは景気の過熱を抑えるためである。
どう考えても時期早々だろ?
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