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鳥集徹(ジャーナリスト)

鳥集徹

【保存版!】「次に来るウイルス」を知っておこう ~mRNAワクチン開発リスト~

2023年10月8日、ウイルス学者の宮沢孝幸さん(京都大学医生物学研究所准教授)が、「そこまで言って委員会SP」(読売テレビ系)に出演。新型コロナの「人工ウイルス説」が、ついに地上波に流れた。これを見た一般の視聴者はどう思っただろうか。

 

「京大の先生なのに、トンデモなことを言い出した」と一蹴した人が多いかもしれない。だが、宮沢さんらの論文に対して、今のところ他のウイルス学者からの、真っ向からの反論はないようだ。ということは、次々に人工的に変異体が作られ、なんらかの意図をもってバラまかれた可能性は、ドンデモでもなんでもないということだ(この問題に関しては、本マガジン「ワクチンを打たない権利を叫べ!~パンデミック条約と人工ウイルス説」2023年9月29日発行もご参照いただきたい)。

 

むしろこれからは、このような犯罪的なことが今後も起こり得るという前提で、世の中の動きを注視していく必要がある。その近い将来を見通す上で、重要な資料があることを最近知った。国立医薬品食品衛生研究所遺伝子医薬部が、「感染症予防用mRNAワクチンの臨床開発状況」なる資料をホームページで公開しているのだ。

 

もし新型コロナのパンデミック(というより、騒動)が人工ウイルスによって引き起こされたものならば、製薬会社が自分たちの儲けのためにそれを前提として、次に開発するワクチンを決めるだろうことは十分に考えられる。また、人工ウイルスでなくても、ワクチンの承認間近から、そのウイルスの危険性を煽るキャンペーンが展開されるはずだ。いずれにせよ、彼らが開発しているワクチンのラインナップを眺めれば、近い将来、パンデミック(騒動)や煽りに利用されるウイルスが何なのか、ある程度予想できるはずだ。

 

そして、ここで忘れてはならない重要な点は、「mRNAワクチン」での開発を前提としていることだ。コロナワクチンの安全性・有効性に疑問を持っている我々は、mRNAワクチンの技術そのものが薬害を引き起こしていると考えている。1.頻回に接種すると免疫を抑制する抗体IgG4が出現すること。2.mRNAを包む脂質ナノ粒子(LNP)が体内で強い炎症反応が引き起すこと。3.mRNAでタンパクを発現した細胞が免疫によって攻撃され、自己免疫疾患や臓器障害を引き起こすこと。これらが主な理由だ(全国有志医師の会声明「【緊急声明】自分を守るため、そして大切な家族を守るために、XBB対応型ワクチン秋接種はやめましょう」2023年9月18日を参照)。

 

しかし、そんなことはお構いなしに、多くの製薬会社がmRNAワクチンの開発に参入している。つまり、これから起こされ得るパンデミック(騒動)や煽りには、mRNAワクチンを打たせたい思惑も隠されているということだ。残念ながら、その意図が何なのかは、私にははっきりとは分からない。だが、どんなウイルスに対するものであったとしても、安全性に疑問のあるワクチンを安易に打つべきでないことには変わりない。

 

今後、どんなウイルスでパンデミック(騒動)や煽りが引き起こされるのか。あらかじめ知って心構えしておかなくては、どんなに有害なワクチンでも、慌てて飛びついて打ってしまうかもしれない。そこで以下に、国立医薬品食品衛生研究所遺伝子医薬部の上記資料(2023年10月3日更新)に基づいて、どんなmRNAワクチンが開発中なのか、それらのウイルスにはどんな特徴があるのかをまとめてみた(なお、ウイルスの特徴を記述するにあたって、厚生労働省、国立感染症研究所、MSDマニュアル、その他研究機関・医療機関のサイトを参考にした)。


1.新型コロナウイルス(COVID-19)

これまで、武漢型およびオミクロンBA1、BA2、BA4/5、XBBなどの変異体に対するワクチンが出てきたが、新しい変異体やタンパクに対応したコロナワクチンが開発中だ。アルファ、ベータ、ガンマ変異体をターゲットにしたもの、あるいはスパイクタンパクのRBDドメインなどをターゲットにしたレプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)などが臨床試験に乗っている。

この事実からわかることは、新型コロナのパンデミックは今後も続く可能性が高いということだ。とくに、日本では福島県南相馬市や福岡県久留米市にmRNAワクチン工場が建設され、既存の製薬会社も次々にmRNAワクチン製造ラインを増設している。国内で製造されるワクチンを「消費」するために、コロナ騒動は今後も続くと覚悟したほうがよさそうだ。

 

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