… … …(記事全文4,214文字)7月23日、赤沢亮正経済再生担当相がホワイトハウスに8回、通い続けて交渉していた関税協議がようやく「合意した」というニュースが駆けめぐりました。8月1日から発動されるはずだった自動車関税が25%から15%に引き下げられたことが❛やった、勝ったぜ!❜という感じで報じられました。
しかし時間が経つにつれてメディアは「この合意を喜んでいいのか」という感じでトーンダウンしました。何しろ合意文書もなければ合同記者会見もありません。アメリカはEUとは合意文書は交わしていませんが記者会見は行っています。
参議院議員選挙で大敗したにもかかわらず石破首相は「関税合意の着実な履行のために」首相の座に居座りつづけています。今回の交渉は果たして日本の勝利だったのか、敗北だったのか・・・おぼろげながら見えてきた内容を後半部分で具体的に、分かりやすく解説します!