… … …(記事全文3,593文字)6月18日~19日、カナダ西部のカナナスキスで主要7カ国首脳会議(G7サミット)が行われました。議長国、カナダのカーニー首相は「我々が協力することで世界に大きな変化をもたらすことができる」と挨拶しました。一方で、例年発表される「首脳宣言」は今回は見送られ、重要鉱物の供給や人工知能の活用など、分野ごとに共同声明や行動計画が発表されるにとどまりました。
13日にイスラエルがイランの核関連施設を空爆しました。トランプ大統領はその対応のためか、18日に突然、帰国しました。G7メンバー(イギリス、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、日本、イタリア)以外にインドのモディ首相、ウクライナのゼレンスキー大統領、韓国の李在明大統領なども招待されていました。しかしトランプ氏がいなくなったので米印も米ウも米韓首脳会談もできないという、招待された面々にしてみれば残念な結果でした。
予想外の展開となり、結束を示すことができなかった52回目のG7サミット。その、報道されざる裏側を深堀します!