… … …(記事全文3,689文字)物価高と米価の値上がりで国民が苦しむなか、なぜか国会では「選択的夫婦別姓」を実現する法案を出そうという動きが与党にも野党にも見られます。世論調査を何度やっても夫婦別姓の実現を求める声はほとんど上がらないのに、おかしいですよね。いったい誰がこの動きを主導しているのでしょうか。
結婚後も旧姓を使いたい人は戸籍名とは別に、職場などで通称(旧姓)を使うことができます。最近は通称使用の範囲が広がっていて、規則や手続きの変更も進み、パスポートでの旧姓の併記や、国家資格での旧姓使用などが認められるようになりました。わざわざ法律を変えるまでもないことなのに、なぜこの議論は何度も蒸しかえされるのでしょうか。
「選択的夫婦別姓」」推進派は女性の不便を解消するつもりなどありません。推進派の狙いはまったく違うところにあるのです。日本の文化や伝統を揺るがす彼らのおそろしい企みを記事の後半でじっくり解説します!