… … …(記事全文3,775文字)キリスト教の復活祭にあたる4月20日の翌日、ローマ教皇フランシスコが逝去しました。世界で13億人いるといわれるカトリック教徒の最高指導者であった教皇の死をメディアは大きく伝えました。葬儀は26日、荘厳な雰囲気の中、聖ペトロ広場で行われました。各国の指導者や王族などもふくめて数十万人が参列したそうです。日本のキリスト教信者は人口の約1%しかいないので、教皇の死は日本人にはあまり実感が湧きません。
カトリックというと伝統を重んじる保守的なキリスト教というイメージがありますが、実はかなり前からバチカン(ローマ教皇庁)の左傾化が指摘されていました。教皇フランシスコは移民を推進したり、離婚や同性愛カップルの婚姻を認めたりするという側面があり、内部からの告発もありましたがバチカンは隠蔽していました。
そうでなくても聖職者のスキャンダルに以前から事欠かないバチカンです。新しい教皇の登場によって果たして正常化の方向に向かうのでしょうか。カトリックは私もよく分からない世界ではありますが深堀りしてみますので、どうぞお付き合い下さい!