… … …(記事全文4,195文字)3月14日、「NHK党」党首の立花孝志氏が霞が関の財務省前で支援者を装って近づいてきた男にナタで斬りつけられました。幸い、命に別状はありませんでした。しかし、この事件は一人の男(宮西詩音 30才)の個人的な犯行だと考えるにはあまりにもおかしすぎます。宮西容疑者は実は「鉄砲玉」として使われただけなのではないでしょうか。私がなぜ、そう考えるのか、は記事の中で分かりやすく解説します。
では、真犯人は誰なのか。3月14日は「財務省解体デモ」が行われていて、大勢の人が財務省を取り囲むように集まっていました。その日、立花氏がなぜ財務省前で演説をしていたか、というと翌日が千葉県知事選挙の投開票日で、立花氏は候補者だったのです。群衆がいる場所で演説をして存在感をアピールしようとしたのでしょう。今回の事件を解く、一つ目のキーワードは財務省です。
左派メディア、特にTBSが放映している『報道特集』という番組が、二つ目のキーワードです。TBSはこの番組の中で立花氏を名指しで繰り返し、批判しています。テレビ番組が公共の電波を使って特定の人物を叩くというのは異常な事態ですが、彼らにはそうせざるを得ない事情があるのです。