… … …(記事全文3,992文字)◆100年たっても慰霊式典⁉
9月1日、在日本大韓民国民団の付属施設「韓国文化院」で関東大震災のとき、デマによって自警団に虐殺されたとされる朝鮮人の慰霊式典が行われました。韓国の朴喆熙大使は「多くの無実の韓国人が犠牲になったことに関心を持ち、ありのままの歴史と向き合うべきだという声も日本の各界から出ている。多くの方が指摘しているように、このような不幸は二度と繰り返されてはならない」と挨拶しました。朴大使は「多くの無実の韓国人が」というあいまいな言い方をしていますが、以前は「韓国人六千人が殺された」と韓国の議員が真顔で言っていました。さすがに六千人という数字は、いくら何でも誇張し過ぎでこれはマズイ、という認識を韓国人も持つようになったのでしょう。
1923年9月1日に勃発した関東大震災から今年で101年になります。日本ではもうほとんど話題にもならないのに、なぜ韓国人はいまだに慰霊式典をやっているのでしょうか。ソウルでも、9月1日に同じような式典をやっています。野党「共に民主党」の議員などは、「政府は日本に誠意ある対応(謝罪と賠償)を迫るべきだ」と政府の弱腰を非難します。つまり現政権攻撃のための口実に日本との歴史問題を利用しているのです。日本は何も悪いことはしていません。無視すればいいだけなのに、不勉強な政治家がまともに対応しようとするから「日韓関係の問題」にされてしまうのです。
関東大震災のときの被害の状況は当時の内務省や朝鮮総督府が調査をしており、朝鮮人犠牲者の遺族には一人200円という破格の弔慰金を渡しています。朝鮮は当時、日本の領土でした。だから内地の日本人と同じ額でいいはずなのに、朝鮮総督府(朝鮮の行政府)は内地の日本人よりも高い弔慰金を朝鮮人の遺族に出しています。この問題をいまさら韓国が蒸し返す理由はないはずです。