… … …(記事全文5,064文字)◆カルト度では統一教会と比べ物にならない創価学会
11月18日、創価学会名誉会長である池田大作氏の死去が公表されました。23日には東京戸田記念講堂で「創価学会葬」が行われました。参列したのは学会員だけで午後1時から全国の学会関係の施設、約千か所をオンラインで結んで中継されたそうです。岸田首相は18日「池田大作氏のご逝去の報に接し、深い悲しみにたえません。池田氏は国内外で、平和、文化、教育の推進などに尽力し、重要な役割を果たされ、歴史に大きな足跡を残されました。 内閣総理大臣岸田文雄」とX(ツイート)しました。また信濃町にある創価学会本部に足を運び、弔問しました。
池田大作氏は「影の総理大臣」といわれるほど隠然たる権力を持っていましたが公明党員ではありません。1964年に公明党を結成しましたが、ご自身はなぜか入党していません。つまり池田氏は政治家ではなく創価学会という一宗教団体のトップに過ぎません。一人の宗教人です。一宗教人が亡くなったからといって総理大臣が公人として哀悼の意を表するのは政教分離に反する、という批判を免れないでしょう。