… … …(記事全文4,615文字)◆ニックネームは「増税メガネ」
8月23日、岸田首相は、ウクライナで開かれた国際会議にビデオメッセージを寄せ「日本は、これまでに表明した総額約76億ドル(約1兆1000億円)の各種支援を、ウクライナ側のニーズを適切に把握しつつ、着実に実施していきます」と述べました。岸田首相はこれまで外国への多額の支援金をたびたび表明しています。首相に就任して約2年が経ちますがコロナ禍とインフレ、ガソリン価格の高騰などで苦しむ国民の暮らしへの言及はまったくなく税金を外国にばらまく首相に、ネットの中では「増税メガネ」とか「ばら撒きメガネ」というニックネームがつけられ、瞬く間に拡散されました。
9月20日、国連総会の一般討論演説で岸田首相がスピーチしたのですが雑誌『FLASH』によれば会場は人影もまばらだったそうです。それでも岸田さんはめげずに力強く、核兵器を保有する国と保有しない国との橋渡しを日本が担う考えを強調し、海外のシンクタンクに核軍縮の専門部署を設置するために30億円を拠出することを表明したそうです。なぜ核を持たない日本が核軍縮のための研究機関を、しかも海外に作るために30億円も出さなければならないのでしょうか。海外とはどこなのか、具体的な言及は何もありません。岸田さんのスピーチはいつも抽象的な言葉の羅列で、実現できそうもないことを一本調子で言うのが特徴です。おそらく聞いていても面白くないので会場がガラガラだったのでしょう。
この演説にネット民からは「またバラマキかよ」「本人は、何かをやったつもりで満足だろうが、国民からすればこんな得体の知れないものに、何の説明もなく金を出すだけの岸田には怒りを覚える」「今後5年間で防衛強化費に43兆円が必要、いろいろかき集めても1兆円が足りないので、国民の皆さん、増税をよろしくって確か言っていたよな」と怨嗟の声が飛び交いました。