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吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める

吉富有治(ジャーナリスト)

吉富有治

「自維」連立政権という選択肢 自民党が公明党を見限る日

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00225/2022021608000090949 //////////////////////////////////////////////////////////////// 吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める https://foomii.com/00225 ////////////////////////////////////////////////////////////////  公明党の山口那津男代表が、連立相手の自民党に不満を漏らしはじめた。今夏の参院選で進めるはずだった自民党との相互推薦がご破産になる可能性に言及したからだ。  昨年10月31日投開票の衆院選以降、これまで通り公明党は改選複数区に出馬する同党候補への推薦を自民党に依頼した。だが、自民党からの返事はなし。山口代表は2月6日放送のBSテレビの番組で、「自民党の状況が遅れているのは残念」「お願いした期間は過ぎた。公明として自力で選挙準備を進めようと踏み切った」と不満を述べ、相互推薦は見送られるとの認識を示した。  相互推薦とは、改選数3以上の一部の選挙区で自民党が公明党の候補を推薦し、対して公明党は1人区などで自民党候補を一律で推薦するものだ。公明党は自民党に対して、昨年末までに兵庫など5選挙区で推薦するよう求めていたが自民党は応じなかった。しびれを切らした山口が今回、自民党の力を借りずに自力で勝負すると言及したことで、自公の関係にヒビが入るかもしれないと政界では見られている。
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