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蓮池透の正論/曲論

蓮池透(元東京電力原子力エンジニア)

蓮池透

「救う会」幹部らが旧統一教会関連「世日クラブ」で講演をしていた

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00200/2022091606000099469 //////////////////////////////////////////////////////////////// 蓮池透の正論/曲論 https://foomii.com/00200 //////////////////////////////////////////////////////////////// ●「節目報道」は絶望的  2002年の日朝首脳会談から20年となるのを前に、横田早紀江氏が9月6日、自宅のある川崎市で記者会見した。読売新聞は以下のとおり報じた。 「なぜ助けられないのか。言いようのない苛立ちが多い」と心情を吐露した。 「(被害者を)取り返し、日本の土を踏ませてあげなければならない。政府には、(帰国の)実現のために行動してほしい」と要望した。 「希望を持って待ってきたが、2人しか残っていないというのは本当に無残な話で、むなしい」と憤る。 「待ち続けるというのは地獄の苦しみ。体が持つまでは頑張らないといけない」と語った。  20年も経って、情緒的な発言をそのまま垂れ流す読売新聞もいかがなものかと思うが、横田早紀江氏も、日本政府に対して「要望」するのが精一杯である。申し訳ないが、私には無味乾燥にしか感じない。何度も迎えた「節目」で同じフレーズが繰り返されているからだ。もっと安倍晋三政権時代を含めて直截的な政府批判ができないものか、とこちらの方が苛立つ。銃撃事件直後は「拉致問題解決のリーダー」と安倍元首相を礼賛していたが、その後、旧統一教会との問題や国葬の是非が取り沙汰されてからは遠慮しているのだろう。もう、そんなことをしている場合ではないのではないか。 「節目報道」がどのようなものになるのか期待せずにいるが、地元メディアは20年前、弟が帰国した当時、接触のあった友人・知人・関係者の取材をしていると聞く。絶望的である。それでなくとも、自民党と旧統一教会との癒着問題と安倍元首相の「国葬」の話題で持ち切りのメディアだが、さらに英国エリザベス女王の死去が加わり、小泉訪朝20年に関しては影が薄れてしまう状況にある。 ●安倍政権が抱えていた大きな矛盾と「国葬」
… … …(記事全文3,979文字)
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