Foomii(フーミー)

山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ!

山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)

山岡鉄秀

米中間選挙の帰結が日本の運命に直接影響するという現実:そもそもなぜトランプは旧統一教会系団体のイベントに祝辞を寄せたのか?

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00194/20221121234102102232 //////////////////////////////////////////////////////////////// 山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ! https://foomii.com/00194 //////////////////////////////////////////////////////////////// 2022年のアメリカ中間選挙はまだ終わっていませんが、上院は民主党が維持し、下院は共和党が奪還したことははっきりしました。またもや不可思議なことが多々起こりました。前回同様アリゾナ州は酷いものでした。何しろ、投票日当日になって、25%の投票機が故障し、非常に多くの人が投票できずに終わってしまったというのです。 不正の温床と言われる郵便投票を増やし、多くの共和党支持者が訪れる当日の投票所は機能しなくなるという滅茶苦茶さ。未だに疑惑だらけの機械を使っていることも驚きですが、共和党支持者の多くが当日投票所に赴くことを好むことが分かっていて、多くの機械が同時に故障するなど、偶然に起こり得るでしょうか? アメリカは自由民主主義を標榜しながら、まともに選挙を行うこともできない国になってしまったのです。アメリカは実は昔からそうだったのだから、特に驚くことはない、という人もいますが、ここまで極端なのはやはり例を見ないと思います。Fox Newsのタッカーが「アメリカはもはや第三世界以下」と吐き捨てるのも理解できます。 しかし、呆れながらも、中間選挙の帰趨は凝視せざるを得ませんでした。なぜでしょうか?それは、今回の中間選挙が日本の運命に直接影響するからです。なぜ影響するのでしょうか?それは、日本がアメリカの属国だからです。誰がアメリカを支配するか、で日本の運命は大きく左右されてしまいます。 たとえば、トランプ政権が続いていたら、ウクライナ戦争は起こらなかったでしょう。プーチンが2021年7月に発表した論文を読めば、プーチンにウクライナを吸収して大ロシア帝国を復活させる野望があったことがわかります。現にトランプ前米大統領は2022年2月22日、保守系ラジオ番組に出演し、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認したロシアのプーチン大統領について、「天才だ」「愛国者だ」と称賛すると共に、大統領在任時のプーチン大統領とのやりとりを紹介し、「彼はいつもウクライナを欲しがっていた。私は『それはできない』と言ったが、欲しいのは分かった」と語っています。(プーチン氏は「天才」 トランプ氏が称賛 時事通信 2022年2月23日) つまり、トランプはプーチンの野望を知っていたが、それを許さない姿勢を明確に示し、また、プーチンにとってもトランプとの関係が良好で、米露関係が安定していれば無理をする必要はなかったわけです。この間、トランプに信頼されていた安倍晋三首相とプーチンの関係も良好で、ロシアが日本にとっての脅威と見なされることはありませんでした。
… … …(記事全文4,302文字)
  • バックナンバーを購入すると全文読むことができます。

    購入済みの読者はこちらからログインすると全文表示されます。

    ログインする
  • 価格:198円(税込)

    ひと月まとめて購入するとさらにお得です。

    価格:660円(税込)

    2022年11月分をまとめて購入する

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2024年9月19日に利用を開始した場合、2024年9月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2024年10月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する