Foomii(フーミー)

日本復活・明日への羅針盤

山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)

山岡鉄秀

さらばパナソニック!なぜ日本企業は今から中国にのめり込むのか?

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00194/2020062215000067763 //////////////////////////////////////////////////////////////// 山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ! https://foomii.com/00194 //////////////////////////////////////////////////////////////// いよいよ世界は米中対決を軸に二分化される方向に進行しています。日本の報道では専門家も含めて「米中の対立が」などと他人事のような表現をしていますが、とんでもないことです。 永世皇帝の習近平率いる中国は明らかに凶暴性を増しており、アメリカから世界覇権を奪う意図を隠そうともしません。結果として、世界を二分する新たな冷戦構造が出現し、日本も自らの立場を明確にしなくてはなりません。 日本は安全保障をアメリカに依存していますし、一党独裁国家中国が支配する世界で日本は生きていくことができません。チベット、ウィグル、香港の惨状を見れば自明の理です。日本は毅然と自由主義陣営の責任ある一員として振舞わなければなりません。この期に及んで漁夫の利を得ようなどと姑息な考えを持てば破滅します。 こういうことは、世界情勢に関心を持っている方の目には明らかなのですが、日本企業の幹部には全く見えていないようです。新型コロナが露わにした中国の素顔に世界中が震撼している時に、中国市場に益々のめり込んでいこうとしているのです。 日本経済新聞の報道によれば、パナソニックは次世代通信規格「5G」向けの電子部品材料を中国で増産することを決め、約80億円を投資することを決めたそうです。日本や台湾でも同種の材料を生産しますが、5G需要の急拡大が見込める中国で優先的に供給能力を高めるとのこと。(2020年6月19日 パナソニック、5G用部材を増産 中国で80億円投資) ご存知のとおり、現在アメリカは中国の5G封じ込めに躍起になっています。5Gは現在の4Gの延長というよりも、次元の違う社会インフラになると言われています。街全体をインターネットで制御して究極の効率化を実現するスマートシティ構想も進んでおり、5Gは水道や電気と並ぶライフラインになっていきます。
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