… … …(記事全文3,822文字)トランプ政権が来年1月に誕生します.その政治方針はこれまでから抜本的に変化することとなります.
その時,日本は一体どうすればいいのでしょうか?
トランプは基本的に,諸外国に対して「勝手にしろ,自分のことは自分でやれ」「俺は俺がやりたいことをやる」という態度を基本とします.
そんな中,岸田外交が続けてきたような,バイデンに全面的に依存するような外交方針では,日本はさらなる「搾取」を受ける他有りません.そんな「勝手にしろよ」と言っている異性に「そんな事いわないでよ,これまで通り,もっと私にかまって頂戴よ~」と媚態丸出しですり寄る者には,すり寄られた異性は「だったらおまえ,これもこれもあれもこれも,全部やれよ.それだけやったら,構ってやるかもしれねぇなぁ」と言う他有りません.
つまりそんな異性に対して「依存」していては,地獄に落ちるほかなくなるのです.
それと同様,日本は,トランプ政権が誕生した暁には,岸田外交の様に米国完全依存外交を続けていれば,地獄に落ちるほかなくなるわけです.
では,日本はどうやって,独立していけばいいのか?
…この題を,トランプ,ならびに,副大統領候補のバンスの基本的な思想を踏まえながら,外交安保,経済貿易,社会政策の三点について考えてみました.
日本に,こうした基本思想を米国と共有しながら外交を進めようとする政治家がいれば,日本は救われるのですが…取り急ぎ,当方の基本戦略を如何にご紹介したいと思います.
是非,ご一読下さい….
■外交・安全保障について
・世界史的な状況転換を鑑みたとき,「アメリカ外交戦略が欧州・中東重視から極東重視へと転換する事」は米国にも日本にも共に利益を与えるものとなっている.
・そもそもシュペングラーの「西洋の没落」で指摘されたように,今,産業革命以降,世界の覇権敵立場を担ってきた欧米が今,その反映のピークを過ぎ「没落の過程」に入ってきている.
・その結果,中国・インドが経済的に台頭し…
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