… … …(記事全文4,162文字)昨夜の東京水道橋での三沢カズチカwith Friendsのライブは大盛況となりました!
開場までお越し頂いた皆様には、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
事前に用意していた前売り券も一週間前に完売し、座席を取り除いてフロアだけにするとよりたくさんの方に入って頂ける…ということで、オールスタンディングとさせていただいて入場者数を拡大して当日券も確保しましたが、それも完売となりました!(せっかく開場までおこし頂いたのにご入場いただけなかった皆様には本当に恐縮です。次回は是非また、もっとたくさんの方に入って頂ける会場を考えてみたいと思います)
昨日のライブイベントは三部構成。
第一部は、二人組のロックバンド、ウラニーノさんのライブステージ。
ドラムとアコースティックギターだけであれだけのビート感と世界観を作り上げるのは、脱帽です。特に当方がウラニーノさんを知るきっかけとなった、コロナ自粛を進める政府や社会の風潮を徹底的に批判した「Tokyo 2021」「劇場」の演奏には、改めて心から感激しました。
https://www.youtube.com/watch?v=lc0kf6vbTeI
そして、第二部はウラニーノさんのコロナ自粛批判ソングを受けて、鮎川誠「ヴィールス・カプセル」を一曲目に。Eric Claptonのブルースから、Everlasting love Kissing your heartと題した歌謡曲(君と何時までも)のブルースバージョンに続いて、三沢のオリジナル曲である「豊洲の女」「逆賊ブルース」を演奏。Imagine、Jumping Jack Flashへと続き最後はいよいよ、三沢の新曲、「聞け、俺のインボイス」を演奏!
この曲、当方がデモを作ってメンバーに共有していただけで、音合わせをしたのは、昨日のライブ前に入った1時間のスタジオ練習の時が初めて。
ちゃんとできあがるだろうかと…不安な心持ちもありましたがやはり、百戦錬磨のメンバーの皆さんですから、きっちり良い仕事をしていただき、素晴らしいできとなりました!
つい今し方改めて昨日の録音を聞きましたが、ハードロックのテイストがありながら、曲の仕上がりは完全なラップ曲!
「インボイスやめろ!」
のメッセージが観客の皆さんにも伝わる一方、そんな声に対して
「やるわけねぇだろ!」
と毒づき、
「何があってもぜってー辞めねぇもう諦めろ!」
「もっともっと税率、上げさせろ!」
と徹底否定した上で、最後の最後に、
「ちょっとでも下げたら俺の身滅茶苦茶、ヤバくなるだろ!」
というホンネ(インボイス!)を叫んじゃう、っていう日本の財務関係の超高級官僚さんの悲哀溢れる悲しいお立場を、官僚を私め三沢に徹底憑依させ、歌い上げました(笑)。
このラップ曲演奏中、観客の皆さんもノリノリで、ライブハウスは大盛り上がり!
演奏終えて楽屋に戻ったときも、互いに「メッチャ、良かったっすね!!!」とメンバー一同大満足。
で、第三部は、もう少しアダルトな選曲で…
藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)