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藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~

藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)

藤井聡

「大阪都構想=大阪市廃止」否決を受けて今、思うこと。

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00178/2020110809171772830
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藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~

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(1)それは「詭弁との戦い」であった。

11月1日の「大阪市廃止」住民投票が否決に終わりました。当方は、この件についてまず、次の様に考えます。

1)「大阪市廃止住民等票」の中身を、多くの有権者が十分に知らないという状況を大変に憂慮していました。例えば、前回住民等票の直後、可決されれば「大阪市が無くなる」という事実を知っている人が1割程度しか居ない状況は大いに問題と考えていました。

2)したがて、筆者はその住民等票の事実を一人でも多くの有権者に伝える「説明活動」を展開することにしました。

3)今回の出口調査より、「大阪市が廃止になる」「行政サービスの下落に繋がる」という正しい認識を賛否判断の理由に挙げた人々(反対派)が、「二重行政の解消に繋がる」「大阪の成長に繋がる」という全く正当性のない理由を賛否判断の理由に挙げた人々(賛成派)よりも多くなったことは、当方の「説明活動」の目的に合致する結果であり、大変喜ばしい結果であると考えています。

4)しかし、当方からすると事実とは全く言えない「二重行政の解消に繋がる」「大阪の成長に繋がる」という項目を賛否判断の理由を挙げた人々(賛成派)が半数近くもいたことに、「まさに間一髪、大阪も日本も、危ない状況にあったのだ‥」と、大いに肝が冷える思いをしています。

・・・

以上を一言で解説するなら、今回の住民等票の否決は、「詭弁家」達との戦いで勝利をした、ということを意味していると言い得るわけです。

もちろん、所謂「賛成派」という人々にしてみれば、

「大阪都構想を通せば二重行政が解消できるのは当然だろ!」
「大阪都構想をやれば、大阪の成長に繋がるのは当然だろ!」
…
…
…(記事全文7,826文字)
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