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井上政典(歴史ナビゲーター)

井上政典

徳川幕府の終焉を導いたのは勝海舟、今その役をするのは誰だ?

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00160/20230627135329110781 //////////////////////////////////////////////////////////////// 歴史の視点から世の中を観る 歴史ナビゲーター井上政典のウェブマガジン https://foomii.com/00160 ////////////////////////////////////////////////////////////////  徳川時代、太平の世が続きました。武士といえどもサラリーマン化し、武人ではなく役人に成り下がっていました。  だから数人を除いては徳川幕府の統治政策は制度疲労を起こし、陳腐化していました。さらに、今まで外交という外交をしてこなかったので、魑魅魍魎の住む国際社会の外交分野でちゃんと外国と渡り合えるのは幕府の高官ではほぼいませんでした。  中堅、下級武士には小栗上野介(忠順)らがいたりしましたが、幕府の終焉を見守ったのは、成り上がりものの勝海舟と言っても過言ではないでしょう。  広い視野を持っていました。なぜなら、彼の身分は旗本でしたが、代々の旗本の小栗とは違い、旗本株を金で買った成り上がりものだったからです。    勝麟太郎のひい爺さんは越後の貧農の生まれ。おまけに目が見えずに当時目が見えない人だけができた按摩と金貸し業をするため、江戸に出され、そこで大成功をおさめます。米山検校という大名にお金が貸せる身分にまで上り詰めますが、そこまで行くと子孫に身分を残したくなるのが世の常。  御家人株を買い男谷家を起こさせ、それが勝海舟の爺さん。
… … …(記事全文3,078文字)
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