□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年6月8日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 5月雇用統計を受けての金相場、サプライズの構造と金市場の注目点 =================================== <5月雇用統計の楽観と懐疑> 米労働省が6月5日に発表した5月雇用統計では、非農業部門就業者数が前月比250.9万人増(市場予測は800.0万人減)、失業率は前月比1.4%低下の13.3%(同19.8%)となった。市場予想を完全に裏切る結果だが、米労働統計局は「3月と4月に新型コロナウイルスの影響で抑制された経済活動が限定的に再開されたことを、労働市場が反映した」との評価を下している。 今回の雇用統計は5月第3週までを対象にしているが、新規失業保険申請件数が5月16日終了週でも243.8万人と大量発生し、失業保険継続受給者数の増加が続く中での雇用者数増加、失業率低下には違和感を指摘する声も強いが、何れにしても米経済にとってはポジティブ・サプライズと言える数値になっている。… … …(記事全文3,890文字)
