… … …(記事全文4,944文字)戦後80年、自民党は「終活」のときを迎えている。未来を担うはずの青年局長に、「ハレンチ懇親会」の責任をとって役職を辞したはずの三世議員が返り咲いており、組織疲労と人材不足の深刻さを物語っている
◆〔特別情報1〕
毎日新聞は1日、「『盗撮チャット参加の教員は早く名乗り出て』 阿部文科相が非難」という見出しをつけて次のように報道した。
「女子児童の盗撮画像などを名古屋市立小の教員らが交流サイト(SNS)のグループチャットで共有したとされる事件を巡り、阿部俊子文部科学相は1日の閣議後記者会見で、チャットに他の教員も参加していたことについて『当該教員がいれば、子どもの前から離れ、一刻も早く名乗り出てもらいたい』と非難した。
事件では、盗撮された画像が共有されたグループチャットに10人程度の教員が参加していたとされている。このうち逮捕されたのは一部とみられ、残る参加者は教壇に立ち続けている可能性がある」
教員による「わいせつ行為事件」が連日のように報道されている。しかも、そうした「わいせつ教師」たちが「グループチャット」で繋がり、盗撮画像を共有していたことは前代未聞であり、もしかすると氷山の一角ではないかと、大きな衝撃が走っている。
長年にわたり教育現場に携わり、政界にも進出した経歴を持つ専門家に話を聞いてみると、衝撃的な話が語られた。
「みんな遺憾などといっているが、教育の現場では昔から、教師による『わいせつ行為』は多くあった。ただ、昔は学校も教育委員会も、不祥事を徹底して隠してきたため、『わいせつ行為』が事件として表沙汰になることはなかった。また被害に遭いながら声をあげることができなかった生徒も多かったため、発覚してもそれこそ氷山の一角だっただろう。徹底的に隠しながら、わいせつ行為が発覚した教員を、密かに辞めさせてきた」
以下、特別情報である。
購読するとすべてのコメントが読み放題!
購読申込はこちら
購読中の方は、こちらからログイン