… … …(記事全文5,380文字)タリバンは欧米やロシアからの支援を排し中国からの投資を受け入れている。しかし本当は日本に一番に力になってもらいたい。なぜなら、日本人の文化と誠実さは、最もイスラムの教えにかなっているからだという
◆〔特別情報1〕
これもトランプ復権による世界情勢の変化だろう。アフガニスタンのタリバン暫定政権幹部たちが、日本財団の招へいで16日から来日している。一行は、外務省の安藤俊英・アフガニスタン担当特別代表と面会した。
共同通信は19日、「友好関係強調、アフガン支援訴え 訪日のタリバン高官が書簡」という見出しをつけて、次のように報道した。
「日本を訪問しているアフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権のナザリ経済副大臣は19日『両国関係は歴史を通じて常に友好的だ』と強調し、教育や農業、インフラなどの分野で日本の継続した支援が欠かせないと訴える書簡を共同通信に寄せた。日本が内政に干渉してこなかったことを評価し、関係強化を望む理由に挙げた。
ナザリ氏らは日本財団が招き、日本に16日到着した。タリバン暫定政権高官らの訪日は初めてとみられるが、安全上の理由から日程など詳細は明らかにされていない。日本外務省によると、ナザリ氏は18日、安藤俊英中東アフリカ局長と面会した。安藤氏は人権を尊重しアフガン国民の意向を反映した統治を実現するよう求めた。
ナザリ氏は書簡で、困難な状況でも続いてきた日本の支援を『アフガン国民は決して忘れない』と称賛。現在の両国関係は相互尊重に基づいているとの見解を示した。
2021年8月に復権したタリバンの統治下で治安が回復し、汚職は撲滅されたと表明した」
トランプ大統領のスピーチライターメンバーと連携する外国人記者は、次のように語った。
「アフガニスタンの人たちは、米国やロシア、ヨーロッパからの支援ではなく、中国からの投資を受け入れている。しかし、アフガニスタンの人たちは、中国よりも、できれば日本に力になってもらいたいと強く思っている。なぜなら、日本人の誠実さは、最もイスラム教の教えにかなっているからだ」
以下、特別情報である。
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