… … …(記事全文4,784文字)ウクライナ停戦へ向けた表の協議が動き始めた。水面下の協議は調い、トランプは時間軸を元に戻そうとしている。そしてプーチンとの電話会談の冒頭、トランプは「我々は第二次世界大戦で仲間だった」と語りかけた
◆〔特別情報1〕
ウクライナ停戦へ向けた表の協議が目に見える形で動き始めた。水面下の協議は調い、トランプは時間軸を元に戻そうとしている。
ロイターは13日、「ウクライナ戦争終結へ交渉開始、米ロ首脳が電話会談で合意」という見出しをつけて次のように報道した。
「トランプ米大統領は12日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナでの戦争終結に向けた交渉を直ちに開始することで合意したと明らかにした。自身の交流サイト(SNS)『トゥルース・ソーシャル』に投稿した。
ロシア大統領府(クレムリン)も両首脳が電話協議し、対面での会談実施で合意したことを確認。プーチン氏はトランプ氏をモスクワに招待したという。
1時間以上に及んだ電話会談の後、トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、プーチン氏が戦争終結を望んでいるとし、『遠くない将来の停戦実現』について協議したと述べた。
『(プーチン氏は)戦争終結を望んでいる。戦争を終わらせて6カ月後にまた戦争を始めることは望んでいない』とし、『われわれは平和への道を歩んでいると思う。プーチン大統領は平和を望んでいるし、(ウクライナの)ゼレンスキー大統領も平和を望み、私も平和を望んでいる』と語った。
プーチン氏との直接会談については、おそらくサウジアラビアで近く行われるとの見方を示した」
この、トランプとプーチンの電話会談について、トランプのスピーチライターチームのメンバーと連携する外国人記者は、次のように語った。
「電話会談は3時間に及んだ。プーチンとトランプの間で、『我々は第二次世界大戦では仲間だった』というところから話が始まり、『だけど、そこから互いの国が離れてしまったことは残念だった。もう一度我々は以前のように一緒になって平和に向けて前向きになっていこう』と語り合ったという」
また、ウクライナ停戦に向けて、米ロの間で収監者の身柄交換が行われている。ロシアで解放された人質の米国人についても、トランプのスピーチライターチームのメンバーと連携する外国人記者は、あるエピソードを語った。
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