… … …(記事全文4,457文字)石破・トランプ首脳会談の成功により、ウクライナ停戦・復興の目途が立った。既にロシア使節団が米国入りしており極秘会談をしている。トランプが立ち回る「トランプ劇場」本編の開幕である
◆〔特別情報1〕
固唾をのんで見守った日米首脳会談は、大方の不安を他所に上々の成果を上げるものだったといえる。やはり共に経験なクリスチャン、しかもプロテスタント「長老派」というセクトまで同じという信仰の結びつきは、会う前から強固なものだったようだ。
ブルームバーグは9日、「石破首相が示したトランプ政権との付き合い方-予想以上の成果得る」という見出しをつけた記事のなか、次のように記述している。
「日本の対米貿易黒字が続く場合は関税が選択肢となり得ると、トランプ氏が述べた際も、石破氏は終始落ち着いた様子だった。同氏のゆっくりとした淡々とした話し方は、トランプ氏とのやりとりをぎこちないものにはしなかった。トランプ氏は就任から4カ月余りの石破氏を持ち上げ、『素晴らしい首相になると思う。非常に強い人物だ。非常に、非常に強い。私は彼を大いに尊敬している』と述べた」
3度も「非常に」と強調して、石破のことを「強い」と形容し、そして「大いに尊敬している」と称賛した。4度総裁選に敗れ、それでも挑戦しようやく国会の頂点に立ったものの、少数与党としての不安定な総理である。それでも「非常に、非常に、非常に強い」と称賛するその強さとは、つまり「忍耐強さ」ということになるだろう。それを初対面で感じ取ったトランプは、やはり、ただ者ではない。
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